フリーフォント(TrueType)をインストールする方法(WindowsXPの場合):ウェブアートデザイナー
ホームページビルダーに標準で付属している「ウェブアートデザイナー」 という画像編集ソフトを使えば、オリジナルのロゴ画像が簡単に作成できる。 しかし、ロゴ文字に使用できるフォントは、使用しているPCにインストール されているものから選ぶしかない。オリジナリティあふれるロゴ文字を 作りたければ、まずはフォントをインストールするところから始めたほうがよい。 具体的には、つぎのようなステップになる。
ステップ1.フォントファイルを入手する ステップ2.フォントファイルをインストールする ステップ3.フォントファイルを選んで使う
●(初心者のための補足)フォントファイルとは? フォントは「ファイル」として存在する。Windowsで使用されるフォントの 拡張子は .ttf である。(TrueType Font の略である) TrueType Font は「トゥルータイプ・フォント」と読む。 とりあえずは「フォントのファイルタイプにはいろいろあり、Windowsで 標準的に使っているフォントファイルはTrueType Fontである」 ということだけを知っていればよい。 (フォントのタイプによっては、マッキントッシュでは使えるが Windowsでは使えない、というものもある) なお、現在あなたが使っているPCにインストールされているフォントに どのようなものがあるかを見たければ、 C:\WINDOWS\Fonts を参照するとよい。たくさんのTTFファイルが置かれている。 その中には「MS ゴシック」などの見慣れたフォントもあるはず。 なお、このフォルダにフォントファイルを置くだけではインストールには ならないので注意。
●ステップ1.フォントファイルを入手する方法 フォントファイルは、インターネットでダウンロードして入手することができる。 検索エンジンで「フリーフォント」などと検索すれば出てくる。 フォントにはフリー(無料で使えるもの)もあれば、有料で販売されているものもある。 有料フォントは、フォントベンダー(フォントを作成して販売することを職業としている会社や デザイナー)によって作られている。フリーフォントは、個人が趣味で作って公開しているもの が多い。フリーソフトのようなものである。ただし、フリーのものでも勝手に再配布するのを 禁止していたり、商用利用には制限を設けているものもあるので注意する。 フォントを見つけたら、ダウンロードは通常のフリーソフトやファイルと同じく、 ブラウザでクリックしてダウンロードし、適当なフォルダに保存すればよい。 なお、Windowsで使うためには、フォントファイルのタイプはTrueTypeでなければならないので 間違えないように注意する。フォントの多くは、ダウンロード(購入)する前に そのサンプルを閲覧できるので、まずは気に入ったものを見つけるとよい。 その際、アルファベットだけでよいのか、日本語すべてに対応していてほしいのか によっても、選べるものが変わってくる。海外のフォントベンダーの場合、 日本語には対応していないことも多いが、英語のタイトルのロゴ画像を作るのならば十分だろう。
●ステップ2.フォントファイルをインストールする フォントファイルは、ダウンロードするだけでは使えない。使うためには 自分のPCに「インストール」しなければならない。WindowsXPの場合、 次のような手順でインストールする (1)スタートメニューから「設定」→「コントロールパネル」を選ぶ
(2)「フォントを選ぶ」
(3)ファイル→新しいフォントのインストール を選ぶ
ここで、インストールしたいファイルを選ぶ。
すると、フォントファイルがインストールされる
●ステップ3.フォントファイルを選んで使う インストール済みのフォントは、Windowsのアプリケーションから 選んで使うことができる。ウェブアートデザイナーに限らず、 ワードやエクセルなどでも使うことが可能である。 ウェブアートデザイナーで使う場合、つぎのようになる。
ロゴ作成ボタンを押して「ロゴ作成ウィザード」を表示させる
ここで、インストール済みのフォントが選択できるようになる。
●補足:フォントのアンインストール インストールしたフォントをアンインストール(削除)したい場合は つぎのようにする。
●今回使用した「ふい字」フォントについて 「ふい字」フォントは、手書き風のフリーフォントであり、 インターネットからダウンロードできる。 URL:http://hp.vector.co.jp/authors/VA039499/
●ここで起業ネタ! あなたが手書きなど味のある文字を書くことに自信があるならば、 オリジナルのフォント作家になって、フォントを販売して稼ぐという 起業ネタもあるだろう。特注のオーダーメイドで受ける方法もある。 具体的な作り方は「フォント 作り方」で検索すれば方法を調べることは難しくない。 あとはアイデアとデザインセンス、オリジナリティでどれだけ差別化できるか次第。
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