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■  自己実現欲求を１００％満たそうとすると、儲からない。
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。前号では「社内で
は自己実現欲求を満たそうとしてはダメだ。」とお伝えしました。
「すべてを自分の思い通りにやる」には、起業しか無い！と。

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●しかし、この「自分の思い通りに」という点が、あなたのビジネ
スの可能性を制限してしまうこともあります。実際に始めてみれば
分かりますが、ある時点で、必ず「壁」に突き当たります。

●私は、半年ほど前から、本格的に週末起業を開始し、やっと利益
が出せるようになってきたのですが、さらに売上を拡大しようとす
ると、もう自分一人だけの労働力では、時間的に限界なのです。

●顧客名簿もどんどん増えてきますし、今までどおり新規顧客の開
拓もしなければならない。フォローとか、物理的な作業とか、雑用
も増えてきますし、新しいこともやりたい。本も読みたい。

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●こうなってくると、どうしても「人に任せる」ことが必須になっ
てきます。そうなると今度は、「人を、自分の思い通りに働かせる
ための仕組み作り」という仕事が発生します。

●具体的に言うと、私は、ひと儲けドットコムからの収益に伴い発
生する、顧客管理、配送、代金回収などの物理作業を、外部に委託
するために、その委託先を探しました。

●しかし、自分が希望する条件に、100%マッチする業者なんて、そ
う簡単に見つかるはずはありません。業務を委託しようにも、委託
先を探すだけで、かなりの時間と労力が費やされます。

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●「雇われる側」から「雇う側」に立った時に、「自分の思い通り
に、人を動かすことが、いかに難しいか？」を実感します。でも、
人手が足りなくなったら、雇わざるを得ない。すると、どうなるか？

●だから「妥協」するのです。すべてを自分の思い通りにやるなん
て無理だと。例えば、マクドナルドのように、完璧なマニュアル化
によるビジネスモデルなら、それは可能かもしれません。

●ですが、そうなると、あなたの仕事は「マニュアル作成」になっ
てしまいます。あなたが本当にやりたかったことは「マニュアル作
成」なのでしょうか？

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●すべてを自分の思い通りにやりたければ、すべてを自分一人でや
るしかありません。そうなると、そのビジネスの規模は、あなたが
１人でやれる範囲内に制限されます。それだと、収益にも限界があ
ります。

●利益を増やしたければ、人を雇い、ある程度は妥協が必要。マニ
ュアル化も必要。では、もし自分が雇われる側で、何でもかんでも
マニュアルどおりにやれ！と言われたら、どう思いますかね？

●「こんなやり方は間違っている！」って思いませんか？ 「私な
ら、もっと違うやり方でやる！」って。やり方を思いつくのは簡単
です。難しいのは、そのやり方を、他の人にも浸透させること。

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●もしあなたが「もっと違うやり方」を思いついたとして、あなた
はそのやり方を簡単に実行できるかもしれない。でも、それを第三
者に、同じようにやらせようとしたら、それは難しいことです。

●自己実現欲求を１００％満たしたければ、自分一人でやればいい。
それとは逆に「自己実現欲求は満たされなくてもいいけど、適当に
儲かりさえすればいい」なら、サラリーマンは最適なビジネスです。

●「自己実現欲求を満たす為に、週末起業をやろう！」と思ってい
る人は、あまりビジネスを拡大し過ぎないというのも、一つの方法
です。拡大し過ぎると、それに比例して、妥協も増えてきますから。

（次号につづく・・・）

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■ シリーズ企画： 社外へのアクセス制限に対抗する方法【５】
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●社外へのアクセス制限が、どんどん厳しくなる風潮を利用し、新
しいビジネスを始める。誰かが困っていることを解決するのが、ビ
ジネスの基本です。

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●では、まずは「困っていること」を、洗い出してみましょう。社
外へのアクセス制限が厳しくなると、どんな「困ること」が発生す
るか？

●まず、「知りたい情報が得られない」という問題が発生します。
そして「知りたい情報」は、即時性が求められるものと、そうでな
いものに分類できます。

●例えば、あと二時間以内に、会議用の資料を完成させなければな
らない。で、その資料に添付するためのデータを、インターネット
で調べているが、見たいサイトにアクセスできない！

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●このようなケースでは、即時性が求められます。そこで考えられ
るビジネスモデルは「検索代行サービス」です。『○○に関するデ
ータを、今すぐ集めて欲しい』という要求に応えるビジネスです。

●アクセス制限の現状を見てみると、「サイトへのアクセス制限は
厳しいが、メールの送受信については、特に制限は無い」というケ
ースが多いことが分かりました。

●つまり、ブラウザ検索の作業を、すべてメールに集約させて、メ
ールさえあれば、必要な情報が、いつでも取り出せる！という環境
を提供するサービスです。具体的には、次のような流れになります。

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●１．サービスの利用方法
利用者は、検索したいキーワード、例えば「生命保険加入者増加率」
などの、具体的な情報を、メールにて、検索代行サービス事業者宛
てに送信する。

●２．検索代行サービス側での処理
メールを受け取ったオペレーターが、そのキーワードを、検索エン
ジンで検索。必要な情報のみを抽出し、メールで返信。添付ファイ
ルも活用。ＨＴＭＬ形式のメールでも可。

●３．サービス利用者のメリット
メールだけで、必要な情報が、すべて入手できる。自分で検索する
手間が省ける。メールしか使えない環境（外出先・携帯端末）でも
仕事ができる。

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●このビジネスを成功させるポイントは、どんな付加価値が提供で
きるか？ ですね。ただＧｏｏｇｌｅで検索した結果をメールで送
るだけでは、お金は取れません。

●「オペレーターが介入する」というメリットを生かし、情報の収
集能力、選別能力を、付加価値として提供する。「○○に関する検
索代行なら、弊社がＮｏ．１です！」のように、得意分野を確立す
る方法も有効です。

●肝心の収益性ですが、最初は無料でやりながら、反応を見て、検
索結果メールに、広告を挿入するなどして、少しずつ利益を挙げて
いく方法が王道ですね。

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●ある程度、利用者数が増えてきたら、「さらに速く、精度の高い
情報検索代行サービスをお求めの方へ、有料会員登録のお知らせ！」
のように、無料サービスから有料サービスに誘導するのが基本です。

●磨くべきスキルとしては、検索エンジンの扱いに関する技術力で
すね。Ｇｏｏｇｌｅでの検索手法でも、AND検索、OR検索、特定のキ
ーワードを含む場合は除外する、など、検索オプションは豊富です。

●「自分で検索するよりも速く、効率的に、有効な情報が引き出せ
るなら、お金を払ってもいい」と思うぐらいのクオリティーを確保
できれば、面白いビジネスモデルに発展する可能性は高いですね。

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●もちろん、検索代行サービス以外にも、まだまだ新しいビジネス
モデルが、たくさんあります。配信代行、投稿代行、購読代行、更
新代行などなど。詳細は次号で説明します。

（次号につづく・・・）

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