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 【幸せなサラリーマン04/06/02】自己評価での謙遜は、百害あって一利なし。


2004/06/02(第33号)
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■  自己評価での謙遜は、百害あって一利なし。
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。前号では、A〜D
の段階的な成果評価制度についてお伝えしたのですが、多くの反響
メールを頂きました。ありがとうございました。

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●中でも、特に多かったご意見は『自分の会社でも、同じような評
価制度が導入されいる』というものでした。そして、少なからず、
誰もが、その制度に不満をお持ちのようです。

●一番の問題点は、評価する側、つまり「上司の主観」が入ること。
好き、嫌いの要素も影響しますし、そもそも、A〜Dという曖昧な
ランクの分け方では、客観的な線引きが出来ないのです。

●特に、自己評価の場合、サラリーマンが「自分で自分にAを付け
る」のは、かなり勇気が必要です。「自分を高く売る」という感覚
が身に付いていないからです。

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●「謙遜こそ美」と教えられてきたサラリーマンは、自分の能力を
過小評価してしまう傾向があるのです。Cが無難。Aなんて付けた
ら「自惚れやがって」と批判されるのが怖い。

●もしくは「どうせAを付けても、上司からCに訂正されてしまう」
という諦めがあるのでしょう。

●しかし、自己評価でAを付けないということは「私はCランク程
度の仕事しかしていません(頑張り過ぎず、ほどほどに、適当にや
ってます)」と宣言しているのと同じですよね。

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●ですから、本来、経営者の視点から見れば「自己評価をAで申告
しない奴は、本気で頑張っていない奴だ」と思われても、仕方あり
ません。

●私は、成果主義の自己評価においては「謙遜は悪」だと考えてい
ます。なので、自己評価は、常に最高ランクを付けるようにしてい
ます。誰が何と言おうとも。

●すると、どうなるか? やはり、上司から『まだ早い』と、ラン
クを下げられてしまいます。でも、そこが狙い目なのです。上司に
「ランクを下げた」という負い目、つまり罪悪感を抱かせるのです。

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●誰だって、自分の部下を、低く評価したくありません。しかも面
談で、本人を目の前にして『お前はCランクだ!』と宣言しなけれ
ばならないのですから。でも、誰かをCランクにしなければならない。

●上司は、自分の部下が、自分の思い通りに動かなくなる(自分へ
の忠誠心が無くなって、開き直られる)のを、最も恐れます。その
恐怖心を利用し、精神的な「貸し」を作るのです。

●その状態で、さらに仕事を頑張ると『あいつはランクを下げられ
たのに、それでも頑張っている!』と、上司が勝手に解釈してくれ
る。すると、あなたの発言力は、さらに高くなるのです。

(次号につづく・・・)


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■  ★おまけ 〜 熱いメールを頂きましたので、ご紹介します。
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(以下、一部抜粋)

”本当の成果主義は、会社の中には存在しない。”この言葉は、
多くのサラリーマンが感じていることであろうと思います。

●(大和コメント)そのとおりです。本当に自分の実力だけで
勝負したければ、週末起業しかありません。

  週末起業フォーラム
  ⇒ http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O1YTM+4ASQ2A+7HG+5Z6WX  

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もちろん、ベンチャーや外資系の中には、年齢、性別に無関係に
能力と成果だけで、評価して給与をきめているとこともあります。
その様な会社では、社員が社長の給与額も知っているくらいに
評価と結果が透明になっていると聞いています。
それくらいのことが出来なければ、正しく評価することなど
出来ないのだろうと思います。

●(大和コメント)ご指摘どおりですね。社内で、誰がいくら貰っ
ているのか? を公表する勇気が、上層部にあるか? 自分の仕事に
対して、本当に自信があれば、公表できるはずなんですけどね。

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成果主義にも、いろいろな考え方や方法がありますが、
私の勤務先も、入社当時は、年功序列の終身雇用時代の給与体系で
その後、職能給+基本給という制度にかわり、職能給は、職能等級と
成果評価(評価表)の結果から決まるということになってました。

●(大和コメント)私の会社も含め、多くの企業が、このような給
与体系に変わりつつあります。入社当時の状況からすれば『終身雇
用崩壊だって?話が違うじゃないか!』と、怒り心頭ですね。

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で、やはり評価表は、仕事の質と量を80点平均で100〜60の間、
各能力評価はS、A、B、C、Dの5段階評価で、まず自己評価して
それを上司が1次評価、その上の上司が2次評価するというものに
なってました。

●(大和コメント)やはり問題なのは「多くの人が、自己評価で、
自分を過小評価(遠慮)してしまう傾向にあること」ですね。結局
は、気の弱い人が損をしてしまいますから。

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その結果、確かに給与や賞与に格差が出てきて、
その格差も従来のときよりも大きなものになっていましたが、
どの上司につくかで評価が異なっているとの不評がありました。

●(大和コメント)どの上司につくか? これは重大なテーマですね。
部下は上司を選べない。会社を辞める理由で多いのも「上司が嫌い
だから」でしょうね。「会社=上司」という悲しい現実ですね。

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●実際に頂いたメールは、この三倍ぐらいの量がありました。私の
メルマガを、こんなに真剣に読んでいただいていると思うと、とて
も嬉しいです。どうもありがとうございます。

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