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 【幸せなサラリーマン04/06/09】職場の人間関係を改善する「メール処方箋」の効果


2004/06/09(第36号)
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■  職場の人間関係を改善する「メール処方箋」の効果
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。「職場での人間関
係がうまくいっていない」という悩みは、誰もが持っていると思い
ますが、メールによる処方箋を試してみてはいかがですか?

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●私は入社後、初めて配属された部署で2年ほど働き、その後、急
に別のチームに異動になったのですが、異動先の課長は、毎朝、チ
ーム内の部下全員に、同報メールを出していました。

●同報メールの内容は、仕事の話題ではなく、むしろ、日々のニュ
ースや気づき、面白い話題など、雑談的な内容でした。課内のロー
カルなメルマガみたいなものですね。

●初めてメールを受信したとき、正直、感動しましたし、とても嬉
しかったです。なぜあんなに嬉しかったのか? を、あらためて考え
てみると、以下のような理由があったからだと思います。

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1.課長が、他の部下だけでなく、自分のことも気にかけてくれて
    いるような気がしたから。

2.宛先一覧に自分のアドレスが含まれているだけで、自分もチー
    ムの一員として認められたような気がしたから。

3.課長の内面や、人間性、考え方が、少し覗けたような気がして、
    安心感と親近感が湧いたから。

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●初めて配属された部署では、誰もが不安です。慣れるまでは、上
司や周りの人間が、どんな人物なのか、まったく分からない。孤独
感や疎外感も生まれる。

●そのネガティブな気持ちを、たった一通のメールが払拭してくれ
る。チーム内のモチベーションは高まりますし、一体感や連帯感が
生まれ、仕事上のコミュニケーションもスムーズになります。

●人間にとって、もっとも辛い仕打ち。それは「無視」です。虐待
する父親と、それを見て見ぬ振りをする母親に育てられた幼児は、
それでも父親を選ぶといいます。本能的にも、無視は虐待以上に辛い。

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●そろそろ、あなたの部署でも、新人が配属されてくる時期ですよ
ね? ちゃんと新人とのコミュニケーションは取っているでしょうか?
ただ椅子に座らせて、参考書だけ渡したりしてませんよね?

●同じフロアにいても、すぐ近くに座っていても、なかなかゆっく
り会話できるタイミングを見つけるのは、お互いに難しい。そんな
時は、あえてメールを使ってみるのも、1つの方法です。

●上司が部下に対してメールを送る。逆に、部下が上司に対して送
ってもいいんです。仕事の話題じゃなくても、メルマガみたいに、
気楽に。それが、会話のきっかけになることもあります。

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●心理学の用語で『単純接触回数の原理』というのがあります。一度
に10時間話すより、1時間ずつ十回話したほうが、相手との親近感
が増すという法則。

●ですから、2〜3行の短いメールで良いのです。それを、毎日も
しくは一日おきに、定期的に送信し続ける。そうすれば、職場の雰
囲気も、少しずつ改善されていきます。

●例えば、私が今、こうしてメルマガを配信していることで、読者
のみなさんと実際に会わなくても、精神的なコミュニケーションが
取れている。同じことを、職場内でもやればいいんです。

(次号につづく・・・)


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■ シリーズ企画: 部下が上司を選べるシステムを考える【2】
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●会社の規模が大きくなるほど「他部署の人間が、普段、どんな仕
事をしているのか知らない」という状況に陥ります。同じ社内でも、
フロアが変れば、そこは別世界。

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●『同じ部署に2年以上所属するな』という言葉があります。確か
に、ぬるま湯に浸かっているのは気持ちがいいですが、そろそろ水
風呂か熱湯風呂に入らないと、自分自身の成長が止まってしまいます。

●しかし、だからと言って、形式的にローテーションするだけの配
置換えでは、社員も面白くありません。これからは、社員1人ひと
りが、主体的に部署を選べる仕組みを作るべきなのです。

●社員が自分の意志で「この上司の下で働きたい」と思う人のチー
ムで働く。上司も「この部下となら、一緒に仕事をしたい」と思え
る部下でなければチームに入れない。この関係性が重要なのです。

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●私は現在27歳で、上司と部下に挟まれている環境ですが、正直、
「こいつは手放したくない」と思える優秀な部下もいます。ですが
「ずっとこの人に付いて行きたい」と思える理想の上司はいません。

●これは何を意味するか? つまり『上司の指示を良く聞く部下は、
必ずしも、その上司のことを尊敬しているわけではない』というこ
とです。

●上司がこれに気づかないと、部下の不満はどんどん大きくなり、
ある日突然「辞表」という紙切れと引き換えに、優秀な部下を失う
ことになってしまうのです。

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●「優秀」と言われる人材は、コミュニケーション能力や、環境適
応能力も高いので、どんな上司に付いても、その実力を十分に発揮
できます。しかし、精神的なストレスまでは制御できません。

●誰もが欲しがる「優秀な部下」に、上司を選ぶ権利を与えてあげ
る。「優秀な部下」が選ぶ上司は、間違いなく「優秀な上司」です。
では、どうやってその仕組みを作ればよいのでしょうか?

●まずは「社内プレゼンテーションの活性化」からスタートさせる
べきでしょう。社内の他部署の人材に、自分の部署の仕事内容、チ
ームワークの良さ、面白さ、やりがいなどをアピールする。

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●情報発信には、イントラネットを活用し、ホームページ、メルマ
ガ、メーリングリスト、ブログ、掲示板などを、各部署ごとに作成
する。チーム全員が参加し、みんなで作り上げていくのです。

●社内での口コミも重要になってきます。「あの部署はすごく良い
らしい」とか「あの部署は最悪。」とか。すぐに噂は広まりますか
ら、チーム内の不満を放置しているような部署は、評判もがた落ち
です。

●やがて『社内・部署別・課別・人気ランキング』のようなものが、
自然と出来上がります。実質的な売上ランキングと合わせて、評価
基準に加味すれば、チーム内の結束とモチベーションも高まります。

(次号につづく・・・)

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