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 【幸せなサラリーマン04/06/11】起業・独立は「手段」であり「目的」ではない。


2004/06/11(第37号)
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■  起業・独立は「手段」であり「目的」ではない。
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。最近、セミナーや
勉強会でお会いする起業家の方々から『大和さんは、独立されない
んですか?』と聞かれることが多くなりました。

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●そんな時は、とりあえず「いやぁ〜、私には、まだまだそんな実
力は無いですよぉ〜」なんて答えるようにしています。でも、それ
は本心ではありません。

●例えば、適齢期の独身者に『まだ結婚しないの?』と聞いたりし
ますが、すると「いやぁ〜、相手が見つからないんですよぉ〜」な
んて答えるのが一般的ですよね。

●でも、本当は「結婚したいと思っていない」から、しないわけで
す。だから本気で相手を探そうともしない。「見つからない」ので
はなく、そもそも「見つける気が無い」のです。

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●私は、結婚は「手段」であり「目的」ではない、と考えています。
起業も同じです。「起業すること」が目的ではなく、「どうしても
起業しなければ出来ないことをやるため」の手段に過ぎないのです。

●じゃあ「どうしても起業しなければ出来ないこと」って、何なの
か? その明確な答えが、今のところ、私の中では、まだ見つかっ
ていない。だから独立する必要性が無いのです。

●「周りが結婚し始めたから、自分もそろそろ・・・」という動機
で、本当に幸せな結婚ができるのでしょうか?「独身は不幸」とい
う思い込み。「サラリーマンは会社の奴隷」という劣等感。

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●そんなマイナスのイメージに踊らされた状態で、本当に主体的な
行動が出来るでしょうか? 「独立」とは「独りで立つ」ということ。
周りの意見や風潮に流されて「立たされる」ことではありません。

●今、既に独立されている起業家のみさなんは、きっと「どうして
も独立しなければ出来ないことをやりたかった」から、独立された
のだと思います。

●ですから、その「やりたいこと」が見つかるまでは、現在のサラ
リーマン生活を、心から楽しむことが大切なのです。少なくとも、
「会社を辞めること」が目的の起業だけは、絶対に避けるべきです。

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●実は、私がこのメルマガを始めた理由の1つに「自分自身が、安
易に会社を辞めないため(精神的なブレーキをかけるため)」とい
うのがあります。

●週末起業で利益が出始めると、どうしても気持ちが傲慢になり、
会社から得ている多くの恩恵を、つい忘れがちになってしまう。

●なので、もう一度、「サラリーマンとしてのメリット、幸せな生
き方」を、真剣に見つめ直してみようと思ったのです。それをメル
マガに書くことで、自分自身に、再認識させたかったのです。

(次号につづく・・・)


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■ シリーズ企画: 部下が上司を選べるシステムを考える【3】
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●社内イントラで「部署別ホームページ」のようなものを作ってい
る会社は、IT系企業では多いと思いますが、あなたの会社では、
どうでしょうか?

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●私の会社でも、今から4年ほど前に『全社員のホームページ作成
スキルを向上させる』という名目で、課長以下の社員全員が、強制
的に自己紹介ページを作らされました。

●それを、課ごとに纏めてリンクし『○○部△△課のホームページ
へようこそ!』みたいなページを、社内イントラで公開する。アッ
プロード担当は、新人など若い社員の担当になっていました。

●今考えると、若手社員よりは、むしろ、課長以上の「おじさま」
たちに、ホームページ作成のスキルを身に付けてもらうべきだと思
うのですが・・・。

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●で、結局、そのサイトは、最初のアップロードから一度も更新さ
れず、誰も見ない廃墟サイトになっています。もったいないですね。

●この資源を、もっと有効活用するには、「社内スカウト&トレー
ドシステム」または「配属志願システム」を導入するべきでしょう。

●「自己紹介ページを作れ。」と言われると、多くの社員が、趣味、
愛車、好きなアイドルなど、どうでもいい個人情報を掲載してしま
うのは、なぜでしょうか?

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●その原因は「何のために自己紹介ページを作るのか?」という明
確な目的が定まっていないことにあります。

●では、もし「若手社員の自己紹介ページを見て、気にいった社員
を見つけたら、自分の課にスカウトできる制度」があったら、どう
でしょうか?

●逆に、若手社員が、課長の自己紹介ページを見て「この人の下で
働きたい」と思ったら、配属を志願できる制度があったら?

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●「配属先は会社の人事が決めるもの」という概念を捨て、「どの
部署で(誰の下で)働きたいか? は、自分で決めることができる」
という考え方を浸透させていくのです。

●すると、どうなるか? 若手社員は「一人でも多くの上司から誘わ
れたい」と思うでしょうし、課長は「一人でも多くの部下から志願
されたい」と思うはずです。

●そこで、自己紹介ページを見直してみると、自分のスキルは何か?
得意分野は何か? どんな仕事がしたいのか? 性格は? 夢は? 目標は?
経験値は? ・・・ と、全社員が必死に考えるようになります。

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●それはつまり、「社内で自分をアピールする機会」が与えられる
と言うこと。あなたがもし『自分にはもっと実力がある!』と思え
ば、その実力を発揮させてくれる上司を探せばよいのです。

●以前「社内で自己実現欲求が満たされないことが退職の原因にな
る」とお伝えしましたが、その不満も解消される可能性があります。
社外に目を向ける前に、まずは「社内転職」を考えてみましょう。

●本来、インターネットには「人と人とのコミュニケーションを活
性化させる」という性質があります。それを社内に適用すれば、も
っと、社員同士、上司と部下の関係が、親密になると思いませんか?

(次号につづく・・・)

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