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 【幸せなサラリーマン04/06/18】個人の能力に依存せず、一定のクオリティを保つ仕組み


2004/06/18(第40号)
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■  個人の能力に依存せず、一定のクオリティを保つ仕組み
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。サラリーマンが、
仕事でどんなミスをしても、その責任は、ミスをした本人には発生
することが無いという法則を、あなたはご存知ですか?

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●次のような言葉があります。『マクドナルドより美味しいハンバ
ーガーを作れる人はたくさんいるが、マクドナルドより売れるハン
バーガーを作れる人は、誰もいない。』

●つまり、ビジネスの成功とは「システム化」の成功であり、社員
個人の能力に依存せず、一定のクオリティを保つことができる「仕
組み作り」が重要であるという考え方。

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●私は学生時代、ロッテリアでアルバイトをしていたのですが、よく
「入れ忘れ」のミスが発生していました。テイクアウトで、セットメ
ニューのポテトが入っていない、というケース。

●当時の私は17歳。『入れ忘れなんて、ミスした本人が馬鹿だか
ら発生するんだ! ミスした奴の責任だ!』としか考えられませんで
した。しかし、今はまったく違う意見です。

●「個人の能力に依存せず、一定のクオリティを保つ仕組み」を作
るのが経営者の仕事。つまり、ミスを事前に防ぐチェック体制を作
れなかったのは、アルバイト本人の責任ではない。

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●前号でもお伝えしましたが、世の中で最も過酷な労働とは「考え
る労働」です。つまり「システム化」が最も難しく、過酷な仕事。
だから経営者には、高額の役員報酬を得る権利があるのです。

●責任者は何のためにいるのか? それは「責任を取るため」。サラ
リーマンの給料が安いのは、求められる責任が「アルバイト以上、
経営者未満」のレベルだからです。

●つまり、あなたが仕事で、どんな大きなミスをしても、あなた自
身が責任を感じる必要は無いし、感じてはいけないのです。進捗が
遅れている原因は「進捗管理能力の無い責任者」にあるのですから。

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●会社とは「仕組み」であり、就職とは「仕組みへの参加」です。
あなたは、仕組みに従うことを条件に、責任を免除されているので
すから、何も心配することはありませんし、悩む必要も無いのです。

(次号につづく・・・)


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■ シリーズ企画: 部下が上司を選べるシステムを考える【6】
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●「上司が部下を選ぶ」という行為は、当たり前のように、日常的
に行なわれていますよね。気にいらない部下は他部署に飛ばし、抜
けた穴は派遣社員で埋めればいい。

●この「代わりはいくらでもいる」という余裕があるから、部下を
大切に育てようとしないし、コミュニケーションも疎遠になる。

●しかし、この「代わりはいくらでもいる」というのは、部下にだ
けでなく、上司にも当てはまることなのです。『別に、あんたじゃ
なくてもいいんだけどねぇ。』というのがホンネでは?

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●さて、前号でお伝えした「社内イントラを使って、社員同士のコ
ミュニケーションを活性化させることで、理想の上司を探し、選ぶ」
というシステムについて、もう少し深く考えてみましょう。

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●どんな職種でも、上司と部下が「公私共に仲がよい関係」を築け
たら、それは理想的な状態ですよね。上司の家に、部下が遊びに行
ったりする。TVドラマでは、よくある理想的なシーンですね。

●私は、サラリーマンになって、もう6年目になりますが、いまだ
かつて、上司の家に遊びに行ったことは、一度もありません。行き
たいとも思いませんでした。

●会社で毎日、顔を合わせているのに『なんで、休日にまで、わざ
わざ会いに行かなくちゃいけないんだ!?』と思うと、馬鹿ばかし
くなるし、何のメリットも感じられません。

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●じゃあ、私は6年間、会社の人間と一度も遊びに行ったことが無
いのか? と言えば、そんなことはありません。キャンプ、スノー
ボード、テニス、釣りなど、いろいろ楽しみました。

●しかし、そのメンバーには、一人も「職場で一緒に働いている上
司」は含まれていません。連れて行ってくれたのは、みんな「一緒
に仕事をした経験が無い、他部署の上司(先輩)」でした。

●これは何を意味するか? つまり「公私共に、本当の意味で仲良く
なれるかどうか?」は、「一緒に働いているか?」よりも「趣味や
趣向が共通しているかどうか?」がポイントになるのです。

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●冒頭で述べた『所詮、サラリーマンなんて、上司も部下も、代わ
りはいくらでもいる』という考え方を前提にするならば、社内の誰
と組もうが、仕事の効率は、大して変わらないのです。

●それなら「公私共に仲の良い上司と部下」が組んだ方が、お互い
に安心だし、チーム内のモチベーションも高まります。搾取し、
搾取される関係ではなく、お互いに協力し合う関係。

●そのほうが、結果として、退職率の低下や、社員のやる気アップ
につながるならば、会社の利益にもなるわけですから、経営者も、
本気になって、現在の人事システムを見直すことになるはずです。

(次号につづく・・・)

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