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■  汚いオフィスビルでは、仕事をやる気がしないですか？
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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。７月から、私の部
署にも、新人が配属されてきました。４月〜６月の研修期間を終え
て、やっと配属先が決まったようですね。

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●で、新人にいろいろ聞いてみると「どの職場に配属されるか？」
で、もっとも重視するのは、１．場所、２．上司のキャラ、３．業
務の内容、だそうです。

●この話を聞いて、「自分が新人だった頃は、どうだっただろうか
？」と、思い返してみたのですが、やっぱり同じでしたね。

●本来、重視すべき「業務の内容」よりも、自宅から近いか？ と
か、オフィスビルが綺麗かどうか？ とか、上司が嫌な奴かどうか？ 
みたいな判断基準で、選んでいたのです。

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●そもそも「業務の内容」なんて、実際に配属されてみなければ、
理解できませんから、それよりも、通勤時間とか、上司の人間性
みたいな「分かりやすい判断基準」を優先する。

●つまり、仕事を選ぶときに「何をやるか？」よりも「どこでやる
か？」とか「誰とやるか？」を重視しているのです。

●私自身も、初めて配属された職場が、駅から遠い場所にあり、し
かも、外装も内装もボロボロで、雨漏りがするようなビルでしたか
ら、正直、自分の運の悪さを呪いましたね。

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●ですが、今考えると、その「怒りの原因」は、職場環境にあるの
ではなく、自分自身にあったということが分かります。なぜなら、
『自分が本当にやりたいことは何なのか？』が見えていなかったから。

●それが見えるようになるまでには、私は、３年から５年はかかる
と思っています。私自身は、５年以上かかっています。ですから、
配属されたばかりの新人に、それが分かるはずがない。

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●以前、そのボロボロのビルに配属されてきた新人が「この場所は
イヤです。」みたいなことを言ったときに、ある上司が言った言葉。
『違うんだよ。場所じゃないんだよ。』

●当時、ビルは汚かったですが、やっている仕事は、最先端のもの
でした。そのシステムの開発には、大掛かりな設備が必要だったの
で、どうしても工場直結の、旧式ビルでなければならなかった。

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●週末起業を始めて気づいたこと。それは「本当にやりたいことな
ら、どこでもできる」という事実。電車の中でも、マンガ喫茶でも、
スターバックスでも、自宅でも。パソコンと、紙と、鉛筆があれば。

●もしあなたが、今の職場環境に対して、何らかの不満（遠い、汚
い、不便など）や怒りがあるとしたら、その原因は、本当に、職場
環境だけにあるのでしょうか？

●自分が本当にやりたい仕事を、心から楽しめれば、場所や環境な
んて、どうでもいいんです。嫌いな女性とポルシェでドライブする
より、大好きな女性と軽トラックでドライブするほうが楽しいです
よね？

（次号につづく…）


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■ シリーズ企画： 絶対に損したくない！退職準備マニュアル【５】
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テーマ：雇用保険（失業給付）

女性が出産して退職する場合、いくら貰えるのか？

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●前号で、「自己都合で退職するよりも、会社都合で退職したほう
が、失業給付額が高くなる」とお伝えしたところ、次のようなメー
ルをいただきました。どうもありがとうございます！！

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（以下、一部抜粋）
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こんにちは。埼玉県に住む、３１歳の専業主婦です。
いつも楽しみに読んでます。

私は”出産退職”だったので、当然自己都合によるものだと思っていたり、
３ヶ月の給付制限がつくと思ってたのですが、

”自己都合の退職であってもやむを得ない事情によるものと安定所が判断
した場合には会社都合と同様の取り扱いを受けられることがあります”

というやつに該当したらしく、給付制限は付きませんでした。

やったー！じゃぁすぐもらえるんじゃん(＾-＾)と思ったけれど、
”妊婦”はいつでも就職できる能力があると認められないので、
結局は受給期間延長手続きをして、産後しばらく経ってからもらい始めました。

それも何だか面倒くさく、職安に子供を連れていけないので（子を預かっても
らえている環境にないと”今すぐ就職できる状態”と認められない）、
認定日ごとにパパに半休をとってもらったりして娘を見ててもらってました。

呼び出された日時に必ず行かないといけないし、その日は会社休めないとか
言われると、職安まで娘を連れてって車の中に寝かせっぱなしにしてもらいに
行って ”もぉ〜早くしてよ〜(;_;)”って感じで、結構厄介でした。

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●（大和コメント）情報ありがとうございます。とても参考になり
ます。この実例を踏まえて、ポイントを整理してみましょう。

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  ▼ 失業給付をしっかり貰うために、注意すべき３つのポイント

  １．退職時の条件によって、ある一定期間の給付制限が付くことがある。

  ２．「いつでも再就職可能な状態」でなければ、失業中とはみなされない。

  ３．呼び出された日には、必ず職安に行かなければならない。

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●まず、１．ですが、給付制限が付くケースとして、代表的なもの
は『自己都合で辞めた場合、最初の３ヶ月間は給付が制限される』
というのがあります。

●ただし、いろいろ理由をつけて、強引に会社都合扱いにしてしま
うとか、「公共職業訓練を受講する」などの抜け道も用意されてい
ます。詳細は別途、解説していく予定です。

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●次に、２．ですが、これは「失業給付の受給資格」の中に『いつ
でも就職できる環境・健康状態にあること』という条件があること
が関係しています。

●つまり「子供を預けられる環境が無い」という状態は「いつでも
就職できる環境ではない」とみなされてしまうのです。ですから、
職安に行く時は「子供を預けているフリ」をするのが大切です。

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●そして、３．ですが、失業給付を受給するためには、職安が定め
る「認定日」に、必ず職安まで出頭しなければなりません。これが
面倒くさいのです。

●「認定日」は、４週間に一回のペースで設定されますが、この日
に「失業認定申告書」を提出しないと、失業状態とは認められない
ので、当然、失業給付も支給されません。

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●どうやら、失業給付は「辞めたら、誰でも簡単に貰えるものだ」
という甘い考えは、捨てたほうがよさそうですね。

●せっかく毎月、バカ高い社会保険料を払っているのですから、今
のうちに、しっかりルールを把握しておき「いざ辞めたら、１円で
も多く取り戻す」というぐらいの「しつこさ」が必要みたいです。

（次号につづく…）

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