ひと儲けドットコム/1mouke.com  ひと儲けドットコム/現役SEが教える最強Webサイト儲けのテクニック

ホーム メールマガジン > 幸せなサラリーマンになる方法 > バックナンバー 2004年分

 【幸せなサラリーマン04/08/09】サラリーマンが自由に休みを取れない本当の理由


2004/08/09(第61号)
                             *
───────────────────────────────────
■
■  サラリーマンが自由に休みを取れない本当の理由
■
──────────────────────────────

⇒【前号までのあらすじ】会社の利益にならない残業は罪である。
仕事の本質を理解し、完璧を求め過ぎず、ある程度で見切りを付け
て、早く帰るほうが、会社のためにも、自分のためにもなる。

                             *

●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。夏休みのシーズン
ですが、あなたの会社では、きちんと夏期休暇は取れていますか?

                             *

●会社を辞めたい理由の1つとして『いつでも好きなときに、休み
を取りたいから』というのがありますね。つまり、サラリーマンに
休みを取る自由は与えられていない! と思っている。

●なぜ休みを取れないのか? と聞かれたら「仕事が忙しいから」と
か「納期が迫っているから」などの答えが返ってきそうですが、本
当に、そうなのでしょうか?

                             *

●サラリーマンであることの、最大のメリットは何か? それはもち
ろん「組織に属していること」です。つまり、会社とは「個人の能
力に依存せず、組織として運営されるべきもの」なのです。

●ですから、例えば、ある社員が明日突然、交通事故で死んだとし
ても、そのために会社の業務が止まるようなことは、あってはなら
ないし、そうならないために「組織」があるのです。

                             *

●心理学の世界で、次のような言葉があります。『自分が無力であ
ると思っている人ほど、周りに大きな迷惑をかけてしまったと悩ん
でしまうという矛盾』。

●仕事で失敗し、悩み、自信を無くして追い詰められ、精神科を訪
れる患者に対して、医師は次のような言葉を投げ掛けると言います。

●『あなたは、自分のことを無力だと思っているのでしょ? 無力
な人間が、仕事でどんなミスをしたとしても、そのミスすら無力な
のだから、周りに大した影響は与えていないのですよ。』

                             *

●つまり「自分が休んだら、周囲に多大なる迷惑がかかる!」とか、
「会社に大損害を与えてしまう!」などの考えは『思い上がり』だ
という解釈です。

●「所詮、社員一人の力なんて、大した影響力は無いのだから、自惚
れるのはやめましょうね。」という考え方。

                             *

●と言うことは、あなたが会社を休んだとしても、会社に大ダメー
ジを与えるほどの影響力は無いということになります。それなのに、
なぜ休めないのか?

●ようするに、サラリーマンが自由に休みを取れない本当の理由は、
仕事量などの物理的な問題ではなくて、「本人の精神的な問題」な
のです。

                             *

●『あいつだけ休みやがって、ズルイな…』と思われたくない気持
ち。『自分がいなくても何とかなる(自分はそれほど重要な人間で
はなかった)』という事実を認めたくない心理。

●『忙しくて休めないんだよね』という言葉の裏側には『自分は会
社にとって、無くてはならない重要人物なんだよね』という主張が
隠されているような気がしてなりません。

                             *

●サラリーマンは、物理的には休めるが、精神的に休めないという
事実。では、もし会社を辞めたら、どうなるのか?

●おそらく、精神的には自由になるので、いつでも休めるようにな
るでしょう。しかし今度は「物理的に休めない」という状況に陥り
ます。

●独立したら、もう組織の力に頼ることはできません。あなたの代
わりは誰もいないのですから、すべての仕事を自分一人でこなさな
ければならなくなります。

                             *

●すると、どんどん時間が足りなくなって、休みどころか、夜中ま
で働き続けることになる可能性も出てくるでしょう。

●時間不足の境地を体験したければ、週末起業を始めてみて下さい。
その意味が、すぐに分かります。「組織の力」の強大さを思い知ら
されます。

                             *

●物理的に休めないほうが辛いのか? 精神的に休めないほうが辛い
のか? 考え方は人それぞれでしょう。

●しかし、少なくとも、有給休暇を使えるのは、サラリーマンの特
権なのですから、それを利用しない手はありません。会社の組織力
をどんどん活用すれば、あなたはもっと、自由になれるのです。

(次号につづく…)


───────────────────────────────────
■
■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【14】
■
──────────────────────────────

テーマ: 年金

国民年金? 老齢基礎年金? 厚生年金? どう違うの?

                             *

●会社を辞めたら、自分の年金はどうなるのか? いくら貰えるの
か? それをしっかり把握しておけば、もう怖いもの無しですね。

●しかしながら、年金制度の複雑さには、いつも頭を悩まされます。
その原因の1つに「用語の意味が、よく分からない」というのがあ
ります。

●そこで、今号では、年金制度を理解するために、知っておくべき
用語について、整理してみたいと思います。

                             *

  ・国民年金(こくみんねんきん)
  ・老齢基礎年金(ろうれいきそねんきん)

  ・厚生年金(こうせいねんきん)
  ・老齢厚生年金(ろうれいこうせいねんきん)

                             *

【国民年金と厚生年金の違い】

●国民年金には、20歳以上、60歳未満の、すべての日本国民が
個人で加入する。職業は問わない。学生も加入する。無職でも加入
する。ただし、職種によって、種別が3つに分かれている。

   第一号: 自営業者、学生、農家など
   第二号: サラリーマン、公務員など
   第三号: 第二号に属する人の扶養配偶者

●厚生年金には、サラリーマンが加入する。ただし、個人で加入す
るのではなく、会社が加入する。厚生年金の掛け金は、個人と会社
で折半。

●つまりサラリーマンは、会社に入ると、必然的に、国民年金の第
二号 + 厚生年金に加入することになる。

                             *

【老齢基礎年金とは?】

●国民年金に加入している人が、老後に貰える年金のこと。

                             *

【老齢厚生年金とは?】

●厚生年金に加入している人が、老後に貰える年金のこと。

●つまり、サラリーマンをずっと続けて、定年退職した場合、老後
に貰える年金は、老齢基礎年金 + 老齢厚生年金 となる。

                             *

【「老齢○○年金」以外にも、年金はあるのか?】

●ある。遺族○○年金 と 障害○○年金。

  ・遺族基礎年金:国民年金の被保険者が死亡した時、遺族に支給。
  ・障害基礎年金:国民年金の被保険者が傷害を負った時、本人に支給。

  ・遺族厚生年金:厚生年金の被保険者が死亡した時、遺族に支給。
  ・障害厚生年金:厚生年金の被保険者が傷害を負った時、本人に支給。

●つまり、○○のところに「基礎」が入れば、国民年金から。「厚生」
が入れば、厚生年金から支給されると覚えれば、理解しやすい。

●このように、年金には「老後に貰うもの」以外にも、いろいろあ
るので、それらを区別するために、老齢/遺族/傷害 という分類が
ある。

                             *

(次号につづく…)


                             *

このような内容のメールを、あなたのアドレス宛てに
無料でお届けします。

他のバックナンバーも読む


幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力
(マガジンID:0000127191)

登録は無料です。いつでも解除できます。↓↓↓

メールアドレス登録:

メールアドレス解除:



Powered by まぐまぐ




大和賢一郎の著書
会社とことん活用術

辞めるなんてもったいない!




メールマガジン

幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力 (マガジンID:0000127191)

登録は無料です。
いつでも解除できます。
↓↓↓

メールアドレス登録:

メールアドレス解除:

Powered by まぐまぐ






ホーム メールマガジン > 幸せなサラリーマンになる方法 > バックナンバー 2004年分 > このページのトップへ

Copyright (C) 2004 ひと儲けドットコム All Rights Reserved.    お問合わせ  サイトマップ