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 【幸せなサラリーマン04/08/27】精神的な安定の価値を、お金に換算すると、いくら?


2004/08/27(第69号)
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■  精神的な安定の価値を、お金に換算すると、いくらになるか?
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⇒【前号までのあらすじ】週末起業の立ち上げ時期は大変である。
その過酷さを、一度体験してみると「本業のほうが、楽に儲かる」
という事実に気付く。「塗り絵を塗る人生も、悪くない」と。

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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。サラリーマンの特
権である「安定」には、2つの意味があります。1つは、経済的な
安定。そして、もう1つは、精神的な安定。

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●誰もが『お金さえあれば、精神的な不安は解消される!』と考え
がちですが、そうとも言い切れないようです。例えば、野村沙知代
さんの脱税事件。

●なぜ、あれほどの名声と所得を手に入れながら、脱税しなければ
ならなかったのか? きちんと納税しても、十分に豊かな経済状態
を維持できたはずです。

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●その理由について、野村沙知代さんは『将来に対する不安があっ
た。』とコメントしていた記憶があります。

●確かに、浮き沈みの激しい芸能界で、ずっと今の生活レベルが維
持できるのか? という不安があったのは、事実でしょう。

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●たとえ収入が増えたとしても、『その収入を、将来もずっと維持
できるのか?』という不安が消えることはありません。それは、
サラリーマンでも、経営者でも、芸能人でも、同じ。

●サラリーマンは「給料が下がる」ことを恐れていますが、同じよ
うに、経営者もまた「景気が悪化して売上が落ちる」ことを恐れて
いる。人は、一度手に入れた豊かさを失うことを、最も恐れます。

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●どんなに収入が増えても、地位や名声を手に入れても「それを失
うかもしれない」という不安は、永遠に付きまとうことになる。では、
いつになったら、我々は、精神的な安定を得られるのでしょうか?

●精神的な安定を手に入れるための、1つの方法として「忘却」が
あります。例えば、次のような考え方。

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         幸せっていうのは、
         「あなたは幸せですか?」と質問された瞬間に
         無くなってしまうんだよ。

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●「自分が普段、不安に思っていること、悩んでいることを、完全
に忘れている状態」が、幸せな状態である、という定義。

●だとすれば、本来、自分が考えるべき問題について「考えなくて
いいんだ」と、割り切ってしまったほうが、気が楽になる、という
ことですね。

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●例えば、車一台で、4人でドライブ中に、道に迷ってしまった。
地図も、カーナビも無い。このとき、もしあなたが運転者なら、
内心、かなり焦って、ドキドキ状態ですよね?

●ですが、そんな運転者の気持ちとは関係無く、同乗者は眠そうに
「まだ着かないの〜?」なんて、お気楽モード。こんな経験したこ
と、ありませんか?

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●車が目的地に到着しなければ、みんな困るはずです。それなのに、
同乗者の心理状態は『道に迷ったのは運転者の責任。だから何とか
なる、何とかしてくれるはず。』と、まったくの他人ごと。

●これは、会社の経営でも同じ。『べつに、会社の業績が悪くなっ
ても、それは経営者の責任だから、何とかしてくれるはず。給料さ
えちゃんと貰えればいい。最悪、乗り換えればいい。』という社員。

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●最終的に「目的地に着けなかった」という結果は同じだとしても、
それまでのプロセスで、プレシャーに耐えながら必死に道を探して
いた運転者の人生と、気楽に眠っていた同乗者の人生がある。

●「ドライブを楽しむ」という意味では、自分で道を決めることが
できる運転者としての楽しみ方と、お気楽に『連れてって〜』的な
同乗者としての楽しみ方がある。

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●人生の目的を決める、つまり、ドライブの目的地を決めるという
仕事は、とても難しい仕事です。だからこそ、社長の運転する車に
便乗させてもらうという、サラリーマンの人生を選ぶ人が多い。

●でも、窓から見える景色を、ゆっくり楽しみたければ、運転者よ
り同乗者になるべき。眠くなったら、寝てもいい。あなたが寝てい
る間も、経営者は、その車を、走らせ続けてくれます。

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●今走っている道が正しいか? とか、ガソリンが足りるか? とか、
余計なことは一切気にしなくていい「忘却」の状態。同乗者こそ、
「精神的な安定」というメリットを最大限に享受できる、オイシイ
立場だと思いませんか?

(次号につづく…)


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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【22】
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テーマ: 税金

会社を辞めると、住民税の支払いは、どうなるのか?

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●サラリーマンの場合、所得税も、住民税も、源泉徴収(毎月の給
与から天引き)ですが、大きく異なるのは、前払いか? 後払いか?
という点です。

  所得税 : 前払いだから、払い過ぎた分は、確定申告で取り戻せる。

  住民税 : 後払いだから、会社を辞めても、支払いは続く。

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●つまり、住民税の支払いは「前年度の所得に対する支払い」であ
り、たとえ会社をクビになって、収入がゼロになっても、必ず支払
わなければなりません。

●支払いは6月から始まり、翌年の5月で終わります。具体的には、
次のようになります。

 例)2003年1月〜12月までの所得に対する住民税の支払いは、
     2004年の6月から始まり、2005年の5月で終わる。

     そして、2004年1月〜12月までの所得に対する住民税の支払いは、
     2005年の6月から始まり、2005年の5月で終わる。

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●このように、支払い期間が、中途半端な区切りになっているため、
「何月に辞めたか?」によって、退職後の住民税の支払方法が、
若干異なりますので、注意して下さい。

●実際には、次の3つのパターンに分類されます。

   (1) 1月1日〜4月30日 の間に退職する場合
   (2) 5月1日〜5月31日 の間に退職する場合
   (3) 6月1日〜12月31日 の間に退職する場合

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●まず、(1)の場合ですが、例えば、3月31日に辞める場合、4月
分と5月分の支払いがまだ残っていますよね。なので、4月分および
5月分は、最後の給料または退職金から、一括徴収されます。

●次に、(2)ですが、この場合、5月分は今までどおり、源泉徴収
されます。そして、6月分からは、年度が切り替わりますので、
役所から送付される納税通知書に従い、自分で納めることになります。

●そして、(3)の場合は、残りを一括徴収で納めるか、自分で納める
かを、選択することができます。

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●ちなみに、源泉徴収による納税のことを「特別徴収」と呼び、個
人で直接納税することを「普通徴収」と呼びます。ですから、サラ
リーマン時代は特別徴収。会社を辞めたら、普通徴収です。

●なお、特別徴収は毎月給与控除ですが、普通徴収は、通常、年4回
(6月、8月、10月、1月)に分けて、直接、自分で納めることに
なります。

●ようするに『会社を辞めても、しっかり請求される』わけですか
ら、年収の多かった翌年に辞めちゃった人は要注意ですね。あらか
じめ準備しておいたほうがよさそうです。

(次号につづく…)

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