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 【幸せなサラリーマン04/09/13】社内で遠慮せずに、自信を持って行動する方法とは?


2004/09/13(第76号)
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■  どうすれば、社内で遠慮せずに、自信を持って行動できるのか?
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⇒【前号までのあらすじ】得意分野のスキル × 自分を売るスキル。
100×1なら100だが、50×50なら2500にもなる。エ
ネルギー配分を考え、謙遜せず、自信を持ってアピールすべき。

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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。前号では「自分の
売り込み方」についてお伝えしましたが、多くの人は、自分をアピ
ールすることに対して、心理的な抵抗感を持っています。

●ですが、社内で出世するにせよ、独立して会社を興すにせよ、
「自分の能力をアピールする」というスキルは、必要不可欠です。

●もう『サラリーマン = 謙遜&従順の人生』という時代は終わっ
たのですから、もっと自信を持って攻めていくべきなのです。

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●しかし、理屈では分かっていても、実際に行動を起こすことは難
しい。では、なぜ多くの人は、自分の考えを主張したり、行動を起
こすことに対して、躊躇してしまうのか?

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  人間の脳は、96%以上、自分のことを考えている。
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●次のような言葉があります。

    子供は、恥を恐れず、大人を恐れる。
    大人は、子供を恐れず、恥を恐れる。

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●つまり、仕事でも、プライベートでも、あらゆる行動において、
大人が最も恐れていることは「恥をかくこと」なのです。

●そのため、自分がそれをやりたいかどうか? よりも『それをや
ると、人からどう思われるか?』を優先してしまうのです。

●逆に言えば、それほどやりたくないことでも、周りに合わせてや
ってしまうという行為も同じ。例えば、若者が興味本位やファッシ
ョンでタバコを吸うというケース。

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●しかし、彼らは気づいていない。残念ながら『自分が思っている
ほど、自分は世間から注目されていない』という悲しい現実に。

●世界規模で見たら、人間一人なんて、60億分の1に過ぎない。
その中で、あなたのことを『いつも気にしてくれる人たち』が、
家族以外で、どれだけいるというのか?

●ウソだと思うなら、試しに、ホームページを作ってみて下さい。誰
もアクセスしてくれません。メルマガを発行してみて下さい。誰も読
んでくれません。商品を売ってみて下さい。誰も買ってくれませんから。

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  あなたは、予選落ちした選手のことを、覚えていますか?
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●ところで、アテネオリンピック、感動しましたね。日本人選手も
大活躍。さて、あなたは、金・銀・銅を含む、すべての日本人メダ
リストの種目と選手名を、フルネームで言えますか?

●おそらく、パッと思いつくのは、柔道の谷亮子選手、水泳の北島
康介選手、女子マラソンの野口みずき選手ぐらいではないですか?

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●日本は、金だけでも16個、銅まで含めると、合計37個ものメ
ダルを獲得しています。ですが、そのすべての選手名を覚えている
人なんて、めったにいないのでは?

●そして、忘れてはならないのは、多くのメダリストの影に、予選
落ちで敗退していった、数多くの選手がいるということ。彼らの名
前は、世界の誰からも覚えられることはありません。

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●つまり、もしあなたが、予選落ちした選手だとしても『予選落ちし
たという恥』を気にする必要は、まった無いということ。なぜなら、
そもそも「予選落ちしたという事実」すら、誰も覚えていないのですから。

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  仕事のミスなんて気にしないし、上司や同僚に遠慮もしない。
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●日本一を極めたオリンピック選手でさえ、人々の記憶に残るのは
至難の技。それなのに、オリンピック選手よりも無名なあなたが、
どうやって、人々の記憶に、ずっと残り続けられるというのか?

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●つまり、あなたが、仕事でどんな失敗やミスをしたとしても、そ
れを覚えていてくれる社員なんて誰もいない、ということなんです。
残念ながら、周りの人間は、それほどあなたに注目していない。

●ということは、あなたは何も恐れる必要は無い、ということなん
です。『人からどう思われるか?』なんて、気にすることは無意味。
だって、そもそも『どうとも思われていない』のですから。

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●過去の私も含め、多くのサラリーマンは、以下のような「心理的
葛藤」により、自分自身の行動を、自分自身で抑制してしまっている
傾向があります。

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 「会議で発言したい!」vs「自分の意見が否定されたらイヤだ」

 「分からないことを質問したい」vs「バカだと思われたくない」

 「新しい仕事に挑戦したい!」vs「失敗して恥をかくのはゴメンだ」

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●このような葛藤が起こる原因は、

  1.集団組織の中で「謙遜こそ美」と教え続けてきた学校教育

  2.異端より従順を求める大手企業の社風(出る杭は打たれる)

  3.隣の人に合わせておけば間違いない、という日本的文化

など、いろいろあると思いますが、ようするに、一番の原因は、
『人からどう思われるか? を、本人が気にし過ぎていること』に
あると、私は考えています。

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●もしあなたが今、何かやりたいことがあるとして、それでも、
どうしても踏み出せないでいるとしたら、その足止めをしているの
は、他の誰でもなく、あなた自身の「葛藤」である可能性があります。

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●私は、最終的に自分の夢を叶えられる人は、良い意味で『開き直
れた人』だと思っています。ですから、どんな仕事でも、まずは自
信を持って、やりたいようにやってみる。

●社内で「やりたいようにやれるだけの精神力」を鍛えておかなけ
れば、たとえ会社を辞めても、やりたいようにはできない。

●上司の目を気にすることと、世間の目を気にすることに、何ら変
わりは無いのですから。これからは『やったもん勝ち!』の時代。
今、あなたが躊躇している本当の理由は、あなた自身の中にあります。

(次号につづく…)


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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【29】
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テーマ: 税金

サラリーマンの節税対策「控除(こうじょ)」の仕組みとは?

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●サラリーマンの税金は源泉徴収(毎月の給与から天引き)されて
いるから、節税対策なんて関係無い! と思っている人もいるでしょう。

●しかし、サラリーマンにも必要経費は認められていますし、各種
控除も認められています。それを知っておくことは、退職後、自分
で税額を計算するときの流れを把握するためにも、大切なことです。

●ですので、まずは、サラリーマンに認められている控除について、
基本的な用語の意味から、整理してみたいと思います。

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    1. 控除

    2. 給与所得控除

    3. 所得控除

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● 1.控除
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課税対象となる金額から、差し引くことができる金額。控除額を増
やせば、課税対象額は減るので、納税額も減る。つまり、節税対策
とは「いかに控除額を増やすか?」というテクニックである。

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● 2.給与所得控除
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所得の計算は、 収入 − 経費 = 所得  という式で算出される。
税金は、所得に対して課税されるから、経費を増やせば、税金を減
らすことができる。

個人事業主の場合、取引先との飲食代(交際費)なども経費として
認められるが、サラリーマンには認められていない。

しかし、それだと不公平なので、サラリーマンには「給与所得控除」
という名目での控除が認められている。つまり「給与所得控除」とは、
上記式の「経費」に当たる部分である。

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● 3.所得控除
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収入 − 経費 = 所得 で算出された「所得」から、さらに控除で
きる金額のことを「所得控除」という。代表的なものとしては、
扶養控除がある。

扶養控除は、専業主婦や子供、祖父母などの「扶養家族」を養って
いるサラリーマンに認められている。

「扶養家族である」ことの条件として、本人の所得が年間38万円
以下であるという条件を満たさなければならない。

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●「給与所得控除」と「所得控除」は、名前は似ていますが、まっ
たく異なるものですので、注意して下さい。「給与所得控除」は、
一定率で算出されますので、自分で計算する必要はありません。

●一方、「所得控除」については、その性質をきちんと理解して、
自分で計算し、微調整する必要があります。そのほうが、節税対策
になり、結果として得をすることになるからです。

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●具体的に言うと、例えば扶養控除。主婦本人の所得が38万円以
下の場合、扶養家族として認められます。

●逆に言えば、主婦の所得が38万円を超えると、扶養家族ではな
くなるので、扶養控除が受けられなくなります。

●ということは、主婦がパートで稼ぐ場合、所得を38万円以下に
する必要がありますが、実際には、103万円までなら、稼ぐこと
は可能です。

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●その理由は、給与所得控除が最低65万円まで認められているか
らです。仮に、主婦がパートで、年収103万円を稼いだとします。
これを、 収入 − 経費(給与所得控除) = 所得  の式に当てはめると、

    103万円 − 65万円 = 38万円

となり、所得は38万円以下になります。つまり、年収を103万
円以内にしておけば、その主婦は扶養家族として認められるのです。

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●もし、103万円を超えてしまうと、その主婦は扶養家族ではな
くなるので、扶養控除も認められなくなりますから、夫の給料に課
税される税金も増えることになります。

(次号につづく…)


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