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 【幸せなサラリーマン04/09/17】あと11年以内に大企業の組織が崩壊する本当の理由


2004/09/17(第78号)
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■  あと11年以内に、大企業の組織が崩壊する本当の理由
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⇒【前号までのあらすじ】漫画家が漫画を読むと、それは仕事になる。
すべての仕事には、娯楽的要素が含まれており、それに気づく視点を
身に付けることで、あなたの仕事は、2倍以上、楽しくなる。

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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。もし、道を歩いて
いて、突然、目の前に、強盗が現れたとしたら、絶対に奪われたく
ないものは、次のうち、どれでしょうか?

       1. 命        2. 財布        3. 携帯電話

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  携帯電話が無かった頃は・・・
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●今や『携帯電話が無いと生きていけない』という人は、多いと思
います。もちろん、あなたも、お持ちですよね? 携帯。

●今でこそ「持っていないほうが非常識」という風潮がありますが、
わずか10年前までは、考えられなかった現象です。

●『便利な世の中になったんだから、それでいいじゃん。』という
考え方もあるでしょう。確かに、いつでも相手と連絡が取れるとい
うのは、仕事でもプライベートでも、時間短縮に大いに役立ちます。

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●ですが、このような「便利さ」を常識とした環境で育った若者世
代が、10年後、あなたの会社に、新入社員として入社してきたら、
どういうことになるか?

●私は、1977年生まれです。現在27歳ですが、今から11年前、
16歳の頃は、やっとポケベルが出始めたか? という時代でした。

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●そのため、友達と連絡をとりたい場合は、必ず、相手の自宅に電
話をしなければならなかった。そこで、友達の母親や兄弟と、ほん
の少しでも、話す機会が発生していたのです。

●つまり、友達との関係においても、その友達の背景にある「家族」
の存在を、多少なりとも感じることができたし、逆に、母親の立場
から見ても、子供の友達関係を、ある程度、把握できたわけです。

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  「コンビニさえあれば、なんとでもなる」という安心感。
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●しかし、ポケベルや携帯電話の普及によって、私たちのライフス
タイルは、家族主義から「個人主義」へと、少しずつ変化してきま
した。

●最近では、シャワールーム付きのマンガ喫茶まで登場しています。
コンビニも、ファミレスも、24時間が当たり前。こんな状況では、
もはや、家に帰る必要すら、無くなってしまう。

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●これまで、個人と家族を結び付けていた「食事」「入浴」「睡眠」
そして「娯楽」が、街中に24時間存在し続けている環境。こんな
状態で、どうやって、家族という「組織」が成立するというのか?

●今、13歳から18歳までの若者、つまり、現在の中高生ですが、
彼らは、このような『便利&個人主義』の時代を、これから10年
も生き続けて、そしてやがて、あなたの会社に就職する。

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●間違いなく言えることは、彼らにとっての「組織」は、今の私た
ちにとっての「組織」と比べて、明らかに、その位置づけが変わっ
てきている、または、変わりつつある、ということです。

●『自分は、誰のものでもないし、どこにも属さない。必要なとき
に、必要なものがあるところに行けば、それでいい。』 そんな
「脱・組織感」を抱いている若者は、今後も確実に増加し続けるのです。

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  本当の意味で「カリスマ上司」が求められる時代へ
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●さらに、厄介なことに、そのような若者が新入社員として入社し
てきたとき、彼らを指導する立場、つまり「中間管理職」に位置す
る社員は、現在の私みたいな世代。10年後、私は37歳になります。

●確かに、私が小中学生の頃は、自分の生活において「家族組織」
の存在は、絶対的な位置づけでした。だからこそ「組織の長」とし
ての、父親や母親(つまり上司)の存在も大きかった。

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●しかし、バブル崩壊後、90年代の中盤は「個人主義化への過渡期」
の中で、青春時代を過ごしてきたわけです。それが、今の20代後半
の若手社員の価値観を作り上げてきた。

●ですから『べつに、組織に属していなくたって、それでいいじゃん』
的は発想は、今の中高校生ほどでないにしても、多少なりとも、理解
できる部分を持っている。

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●そのような発想を持った上司が、さらに、そのような発想を強く
持っている若手社員を教育すると、どうなるか? 

●もう、これまでの「会社組織」としての概念が、大きく崩れ去る
ことは、容易に想像できます。つまり、従来のような「組織力」だ
けでは、社員を管理することは不可能。

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●そして、それを加速させるかのように、成果主義(つまり個人の
実力こそが全て、という考え方)の浸透。さらに『大企業のブラン
ドに頼る人生はカッコ悪い』という、若者の価値観の変化。

●では、一体どうすればいいのか? 個人主義に走る若手社員を、
いかにして統率していくのか? ポイントは「カリスマ性」です。

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●若者が、組織に対して魅力を感じなくなったとき、その関心は、
対組織から対個人へとシフトする。つまり、上司本人が「個人とし
て、どれだけ魅力があるか?」に、若手社員は惹かれるようになる。

●もっと簡単に言えば「課長だから」とか「部長だから」という肩
書きは、一切通用しなくなる時代が来るということ。まあ、それこ
そが、本当の意味での「成果主義」なのかもしれませんが。

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●音楽でも、ファッションでも、そこには必ず「カリスマ」と呼ば
れる存在がある。これからの若者が、上司に求めるもの、それは、
肩書きや役職ではなく、個人としての「カリスマ性」に他ならない。

●これからの10年、あなたの後に続く若手社員を、どのように管
理していくのか? そのためには、どのような実力やスキルを身に付
けるべきなのか? それが今後の大きな課題だと、私は考えています。

(次号につづく…)


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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【31】
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テーマ: 税金

確定申告を忘れたら、どうなる?

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●週末起業や副業で収入があるサラリーマン、もしくは、年の途中
で退職したサラリーマンの場合、確定申告を自分で実施する必要が
あります。

●前者は、20万円を超える所得がある場合、確定申告をしなけれ
ば「脱税」になってしまいますから、忘れたら、後で余計に税金を
取られることになります。

●そして、後者の場合は、確定申告をすると、在職時に源泉徴収
(給与から天引き)によって、前払いしていた所得税が戻ってく
ることがあります。

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●ですから、サラリーマンでも、確定申告の手続き、方法などを、
しっかりと把握しておく必要があるのですが、特に、退職時など
は、いろいろと忙しくて、それどころではない、という人も多い
でしょう。

●では、もし確定申告を忘れてしまうと、一体どんなペナルティが
課せられるのでしょうか?

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  ご注意! 確定申告を忘れたら・・・ 期限後申告と加算税
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  ▼ 期限後申告(きげんごしんこく)とは?

  確定申告をしなければならない人が、何らかの理由で、期限内に
  確定申告をしなかった場合、期限後に申告することを、期限後申告
  という。

  なお、期限後申告には、ペナルティとして、加算税がかかる。

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  ▼ 加算税(かさんぜい)とは?

  申告を忘れた場合、意図的に申告しなかった場合、間違って少な
  く申告した場合、もしくは、意図的に少なく申告した場合、など、
  それが発覚してしまうと、ペナルティとして、加算税が課せられる。

  加算税には、以下の種類がある。

  【無申告加算税】

   うっかり申告を忘れていた場合に課せられる。
   税率は、納付税額の15%。

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  【重加算税】

   意図的に申告しなかった場合、または、意図的に少なく申告した場合。
   税率は、納付税額の40%。

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  【過少申告加算税】

   誤って、少なく申告してしまった場合。
   税率は、納付税額の10%

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●このように、確定申告を忘れると、後で余計な税金を払わされる
ことになります。特に、副収入がある人は、後で『知らなかった・・・』
と言っても手遅れですので、早めに準備しておいて下さい。

(次号につづく…)


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