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 【幸せなサラリーマン04/10/06】会社を「自己管理ツール」として利用する方法


2004/10/06(第86号)
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■  会社を「自己管理ツール」として利用する方法
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⇒【前号までのあらすじ】一時的な感情に流されて会社を辞めては
いけない。自分の実力と、会社の業績、世の中の流れを、冷静に、
かつ客観的に分析する。それが「退職プロスペクト理論」である。

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      あなたにとって、もっとも安全かつ確実な投資とは?

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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。株式投資、不動産
投資。最近は、サラリーマンでも「投資で儲ける」という方法を実
践している人が増えてきました。

●特に、定期預金の金利が下がっている今、個人向け国債や、ミニ株、
外貨預金など、金融投資商品への関心が高まっていることは、間違い
ありませんね。

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●投資の定義を『将来、お金を生み出してくれるものを買う』こと
だとすれば、インターネットビジネスにおいては、アクセスアップや
メルマガ読者獲得も、立派な投資だと言えます。

●「投資 = リスクが高い」という考え方も、少しずつ、変化しつ
つありますね。ネット社会で、情報の伝達が速くなったから『実は、
そんなに危なくない』という事実を、みんな知ってしまったのでしょう。

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●株にしようか? 不動産にしようか? それとも・・・。世の中に
投資対象はたくさんありますが、迷ったら、とりあえず「自分に投資
してみる」というのは、いかがですか?

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  なぜ、あの人は毎朝、駅のホームで走るのか?
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●自分への投資は、確実にリターンを見込める、もっとも効率の良
い方法です。株や不動産よりも安全かつ簡単。投資額も、投資ジャ
ンルも、自由に決められる。

●そして、自分への投資とは、時間とお金の使い方。お金の面で言
えば、サラリーマンには、安定した収入が保証されていますから、
毎月、一定額の教育に投資するのは簡単です。例えば、書籍代。

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●一方、難しいのは、時間の使い方。1日8時間以上の時間を、週
に5日間も拘束されている状況で、どうやって、自分の時間を作り
出せばいいのか?

●私自身も、時間の有効活用方法は、徹底的に研究しており、同じ週
末起業家同士で、相談し合うこともあります。そして、最近になって、
やっと分かってきたことがあります。

●それは『どんなに頑張っても、物理的な時間量を増やすことは不
可能』ということ。ですから、睡眠時間を削るとか、休憩しないとか、
それだけでは、いずれ限界がやってくる。

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●では、どうすればいいのか? それは『密度を高めること』です。
時間には密度がある。これは間違いありません。出勤前の5分と、
就寝前の5分とでは、明らかに、密度の違いがある。

●つまり、物理的な時間量は同じでも、その時間に対する執着心が
違えば、密度を極限まで高めることができるのです。ようするに、
密度の高さは、執着心の高さに比例するということ。

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●では、どうすれば、執着心を極限まで高めることができるのか?
コツは『恐怖心』を逆手に利用することです。

  1. 朝、駅のホームで、階段をダッシュで駆け上がる行動力
       → 『遅刻して上司に怒られたくない』という恐怖心。

  2. 試験終了5分前に発揮する、驚異的な「見なおし」の集中力
       → 『悪い点数を取って、馬鹿にされたくない』という恐怖心。

  3. 恋人が遊びに来る30分前に、必死で部屋を片付ける判断力
       → 『部屋が汚いことが原因で、嫌われたくない』という恐怖心。

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●このように、良くも悪くも、私たちの行動を支配しているのは
「恥をかくことへの恐怖心」なのです。だったら、それを否定する
のではなく、自己のモチベーションアップに利用すればいい。

●そして、その「恥じ」が生まれるタイミングは、小さな「締め切り」。
締め切りがあるからこそ『急がないと、今やらないと、ヤバイ…』と
いう恐怖心が湧き出てくるのです。

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  「束縛」ではなく「自己管理ツール」と考える。
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●先日お会いした、ある週末起業家が言った、次の言葉。

 「遅刻したら怒ってくれる上司の存在って、ありがたいですよね。」

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●自己管理ほど難しい仕事はありません。朝の時間を大切にするのは、
出勤時刻が決まっているから。金曜の夜に喜びを感じるのは、月曜の
朝の悲しみを知っているから。

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●小さな締め切り、時間の区切り目。会社という組織のルールに従う
ことで、そのタイムスケジュールを利用し、自己管理の一里塚として
活用できる。

●そのほうが、結果として、隙間の時間密度を高めることができるの
ならば、会社の時間規則を「束縛」と考えるのではなく、自己管理ツール
の一環として捉えた方が、気楽だと思いませんか?

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●盆休み、正月休みなど、長期の休暇って、どうしても、ダラダラ
しがちですよね。それは、時間密度が限りなく低下している状態。
つまり、会社があるほうが、時間密度が高まるんです。

●もし、会社を辞めて、物理的な時間量が増えたとしても、そのた
めに、「締め切り」という恐怖心が無くなって、時間密度が低下し
てしまったら、本末転倒です。

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●ですから、まずは、サラリーマン時代から、時間密度を徹底的に
高める訓練をしておく。そして、その時間密度をキープしたまま、
会社を辞めれば、あなたの作業効率は、極限まで上昇するのです。

(次号につづく…)


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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【39】
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テーマ: 税金

確定申告の「青色申告(あおいろしんこく)」って、何?

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●将来、会社を辞めて独立するつもりの人は、いずれ、自分で確定
申告をしなければならないのですが、確定申告の方法には、白色申告
と青色申告の、二種類の方法があります。

●どちらの方法で申告するか? によって、申告時に提出する書類も
異なります。では、その両者の違いは何なのか?

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●青色申告は、白色申告よりも、厳密な帳簿付けが求められるので、
面倒なのですが、その分、税金面で、多くのメリットが認められて
います。例えば、次のようなメリットがあります。

 1.青色申告専従者給与の必要経費算入
     → 家族が事業を手伝っている場合、給与を払って、必要経費にできる。

 2.純損失の繰越控除・繰り戻し(前後3年間)
     → 前年の赤字を、今年の黒字から差し引くことができる。
     → 今年の赤字を、前年の黒字から差し引くことができる。

 3.青色申告特別控除
     → 必要経費以外に、55万円の控除が受けられる。

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●上記以外にも、青色申告には、多くのメリットがあります。ただ
し、青色申告をするための条件として『事業所得・不動産所得・山
林所得のうち、いずれかの所得があること』というのがあります。

●ですから、例えば、サラリーマンが、副業や週末起業などで、
小遣い程度の雑所得を稼いでいるような場合だと、残念ながら、
青色申告は認められません。

●その場合は、白色申告をするしかないのですが、将来的に、ビジ
ネスが軌道に乗って、本格的な「事業所得」として稼げるようにな
れば、青色申告にするメリットは、大きいですね。

(次号につづく…)


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