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 【幸せなサラリーマン04/10/15】給料と役職以外にも「上がるもの」は必ず存在する


2004/10/15(第90号)
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■  給料と役職以外にも「上がるもの」は必ず存在する。
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⇒【前号までのあらすじ】どのような職業にも、メリットとデメリ
ットがある。それは「選択」の問題であって「優劣」の問題ではない。
だから『サラリーマンは負け組』などという雑音は気にしなくていい。

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                 まだ結婚してないんですか?

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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。異業種交流会や、
セミナー、勉強会などに参加したとき、名刺交換をする機会があり
ますよね?

●そんな時、相手の名刺を見た後、私は次のような質問をすること
があります。

                  「サラリーマンですか?」

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●私自身も週末起業家ですから、相手が同じ現役サラリーマンだと、
親近感が沸きますし、話しもスムーズに進みます。将来、どうする
つもりなのか? など、いろいろ聞きたいこともありますし。

●ですが、相手の受け取り方によっては、どうも、話しが噛み合わ
ないときがあるのです。例えば、次のようなケース。

      大和 「サラリーマンですか?」

      相手 「あっ、でも、もうすぐ辞めますから。」

      大和 「・・・そうですか。」(そういう意味じゃないのに・・・)

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●それはまるで、サラリーマンであることに劣等感を抱いているか
のような回答。おそらく、私(大和)のことを、既に独立している
起業家だと思ったのでしょう。だから、ちょっと見下されたと感じた。

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●もし、本人が「サラリーマンは負け組、起業家は勝ち組」という
意識を持っているとすれば、既に独立している人から「サラリーマン
ですか?」と聞かれたときに、不快に感じることもあるでしょう。

●捉え方によっては『あなた、まだサラリーマンなんてやってるの?
いつ独立するつもりなの?』と聞こえなくもない。

●結婚したばかりの友人から『君はまだ結婚しないの?』と聞かれて、
なんとなく腹が立つ時の心理と同じですね。

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  あなたは、どこまで、行きたいのでしょうか?
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●別にしたくないのに『早く結婚しなきゃ』と焦る。同じように『早
く辞めなきゃ』状態になってしまうと、周りの意見に流され続けて、
『しなきゃスパイラル』に陥る危険があるので、注意しましょう。

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▼しなきゃスパイラルの入り口

  「まだ独立しないんですか?」
   → 早く独立しなきゃ。


    「まだ個人事業者なんですか?」
     → 早く法人化しなきゃ。


      「まだ有限会社なんですか?」
       → 早く株式会社化しなきゃ。


        「まだ全国展開しないんですか?」
         → 早く支社を増やさなきゃ。


          「まだ上場しないんですか?」
           → 早く上場しなきゃ。


            「まだ世界展開しないんですか?」
             → 早く海外に進出しなきゃ。


              「まだシェアNo.1じゃないんですか?」
               → 早く世界一にならなきゃ。


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●こうして、いつの間にか、会社の規模はどんどん大きくなり、そ
れに比例して、負債もプレッシャーも、社会的責任も大きくなる。

●忙しすぎて、プライベートな時間も無くなり、もう身動きが取れ
ない状態に・・・。そして、言うのです。

              「こんなはずじゃ無かった・・・」

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●もし、あなたが今『絶対にビルゲイツを超える!』という確固たる
信念を持っているのならば、最後まで行けばいいのですが、必ずし
も、それがあなたの望む人生だとは限りませんよね?

●ですから、あなたが『しなきゃスパイラル』に陥らないためには、
すべて " → べつにいいじゃん、ほっとけよ。" に置き換えればいい
のです。

  「まだ独立しないんですか?」
   → べつにいいじゃん、ほっとけよ。

●これで止まります。

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  幸せとは、階段の先にあるものではなく、階段そのもの。
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●「ドラゴンクエスト」というゲームがあります。主人公のレベルが
上がると、どんどん攻撃力が上がり、得られるゴールドも増えてくる。
ですが、それと同時に、もっと強い敵が出てくるようになるのです。

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●あのゲームの面白さは、そうやって、少しずつ強くなっていくと
ころ。つまり「結果」ではなく「プロセス」にこそ、楽しみがある。
扱う数字が大きくなっていくだけで、ゲームの本質は変わらない。

●ですから、レベル50になったときに、一気に50個の幸せが手
に入る!と考えてはダメです。+1ずつ増えていく瞬間に、1個ずつ
幸せが手に入る!と考えなければ、ゲームを楽しむことはできません。

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●サラリーマンのレベルアップと聞くと、給料の額とか、役職とか、
「会社が決めたレベルの基準」だけを想像してしまいます。

●ですが、レベルアップの基準なんて、自分で勝手に、いくらでも
作ればいいのです。でっち上げるのです。例えば、


  ▼ 今日、あなたのレベルが上がった!

  ・上司への対応レベル ・・・ +1
  ・残業しないレベル ・・・ +1
  ・メール早読みレベル ・・・ +1
  ・部下への忍耐レベル ・・・ +1
  ・強気発言レベル ・・・ +1
  ・遅刻言い訳レベル ・・・ +1
  ・年休取得レベル ・・・ +1
  ・通勤時間活用レベル ・・・ +1
  ・週末起業レベル ・・・ +1
  ・愛妻家レベル ・・・ +1
  ・趣味充実レベル ・・・ +1
  ・ランチタイム充実レベル ・・・ +1
  ・退職準備レベル ・・・ +1
  ・自己アピールレベル ・・・ +1
  ・君に辞められたら困るレベル ・・・ +1

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●イチロー選手は、オリックス時代、試合後のインタビューで、次
のようなコメントを残しています。

    ヒットを打った瞬間、
    自分の頭の中でレベルが上がった音がするんです。
    ドラゴンクエストみたいに。

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●会社というフィールドで、サラリーマンというゲームを楽しむ姿勢。
そのために必要なステータスは、あなたが自分で設定すればいいのです。

●たとえ、あなたの給料や役職が上がらなかったとしても、あなたは
確実に、レベルアップしているのです。ですから、今だけは、それを
思いっきり楽しめばいい。将来、次のフィールドに進む時まで。

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●そして、一番大切なことは、その設定したレベルを上げるために、
今日、会社で何ができるのか? を考え、自分に問い掛けてみること。

●どれか1つでもいい、自分自身が成長していることを感じられる
かどうか? それを見つけるだけで、あなたの「会社に行く楽しみ」
は、10倍以上に膨れ上がるのです。

(次号につづく…)


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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【43】
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テーマ: 税金

帳簿、経理って、なんだか難しそう・・・

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●税金と経理は、切っても切り離せない関係にあります。会社の経
営でも、個人事業でも、ビジネスつまり「お金の流れがあるところ」
には、必ず、経理という作業が発生します。

●当然、サラリーマンにも経理は必要なのですが、それは、会社の
経理部が代行してくれているだけで、本来ならば、私たち一人ひと
りが、自分で意識しなければならない問題なのです。

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●そのためには、帳簿や経理に関する知識が必要になるのですが、
経理には、独特の概念、つまり「考え方」があり、最初のうちは、
それが理解できなくて、私も苦労しました。

●例えば、資産(しさん)と資本(しほん)の違い。言葉は似てい
ますが、この両者は、まったく違う意味を持っています。簡単な式
で表すと、次のようになります。

                   資産 = 負債 + 資本

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●ポイントは「資産には負債も含まれる」という点です。例えば、
『資産総額10億円!』と言っても、実際には、そのうち8億円
が負債つまり借金である可能性もあるということ。

●ですが、その借金8億円を運用して16億円に増やす力があれば、
経理上は全く問題ありません。ただ、注意すべき点は、単純に「資
産が多い人=お金持ち」という図式は成り立たないということです。

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●次に、取引についての考え方ですが、一般的な「商売上の取引」
と「経理上の取引」とでは、その意味が異なります。

●例えば、A社とB社が業務契約を結んだとします。これは、商売
上の取引ではありますが、経理上の取引ではありません。

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●「経理上の取引」の定義は「資産に変化がある取引」です。です
ので、ただ、契約を結んだ(約束した)だけでは、資産は変化しな
いので、経理上の取引にはならないのです。

●ですが、A社からB社に契約金が支払われるとか、納品するとか、
そのような「資産の変化」が発生した場合は、すべて「経理上の取引」
になるのです。

●その他「店舗が火事になった」とか「泥棒に入られた」という事
象も、資産が減るという「変化」を伴うので、すべて「経理上の取引」
として扱います。

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●このように、経理における言葉の定義や考え方には、私たちの日
常生活での考え方とは、少し違ったところがあります。これが、経理
や簿記を難しく感じさせている原因の1つなのでしょう。

●ですので、まずは、言葉の定義や意味を、1つずつ理解していく
ことが大切ですね。似たような言葉でも、意味が全く異なるものが
あるので、注意しなければなりません。

(次号につづく…)


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