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 【幸せなサラリーマン04/10/29】自信を持って、会議で発言するためのコツ


2004/10/29(第96号)
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■  自信を持って、会議で発言するためのコツ
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⇒【前号までのあらすじ】明確な「目的意識」を持つことで、仕事
の見え方が変わる。どんな雑用の中にでも、儲けのヒントやノウハ
ウが詰まっている。それに気づけば、会社は「無料実験室」に変わる。

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        社内で言いたいことを言えない、本当の理由とは?

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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。社内における意見
の対立。誰もが経験しますよね? 自分の主張が、会社や上司に受け
入れられないとき。例えば、次のようなパターン。


  あなた: 『これからは、新規分野にも、どんどん挑戦するべきです!』

  上司A: 『実績がないし、失敗したらどうする? 危険すぎるんだよ。』

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●会社として、社員を守るためにも、安定的な収益を確保すること
は最優先。でも、だからと言って、過去の成功だけにしがみついてい
たら、新しい分野には参入できないから、いつか取り残されてしまう。

●「安定」と「挑戦」。波風を立てたくないという気持ちと、嵐を
起こしたいという気持ち。この両者が対立して、身動きが取れなく
なるというジレンマ。それはやがて、諦めや妥協を生んでしまう。

●上司に言いたいことがある。部下にも言いたいことがある。でも、
波風は立てたくない。その理由は、諦めかもしれないし、我慢かも
しれない。ですが、もっと根本的な理由があるのです。それは何か?

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●それは「対立への恐怖」です。自分の意見や主張が「否定」され
ることで、そこには必ず「対立」が生まれる。人は安全欲求に従い、
対立を避けようとします。だから「安定」を強く求めるのです。

●ですが、それでも、自分の意見を主張したいとき、あるいは、主
張しなければならないときがあるでしょう。でも自信が持てない。
そんな時は、どうすればいいのでしょうか?

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  「対立」ではなく「バランス」と考える。
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●コインには必ず「表」と「裏」があります。逆に言えば、コインが
コインとして存在するためには、物理的に「表」と「裏」が必ず存在
していなければならない。そうやってバランスを保っているのです。

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●同じように、世の中には「右に行きたい人」もいれば「左に行き
たい人」もいる。この両者は、対極の立場にありますが、どちらも
「自分の主張こそが正義」と考えて行動します。

●個人間の争いも、国際間の争いも、その根源は「対極する正義の
対立」であり、それは善悪の違いではなく、立場または視点の違い
によって区別されます。戦争も、裁判も、夫婦喧嘩も。

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●ところで、"正義"という言葉を、三省堂の大辞林で調べてみると、
そこには『正しい道義』という意味の他に、『利益の分配』とも
書かれていました。なぜ、"正義"が『利益の分配』なのか?

●これを最も分かりやすく示す例として、税金があります。『税金
が高すぎる!』という意見と、『金持ちは財産を独り占めするな!』
という意見。そして、その対立する意見のバランスを保つのが法律。

●つまり『利益を分配』するためには、その利益を奪い合おうとする
戦場において、対立する正義のバランスポイントを見つけなければな
らない。私はそのように解釈しました。

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●それはまるで、振り子が左右に振れるように、お互いの意見が行っ
たり来たりする様子。その摩擦が「対立」なのだとしたら、最終的な
バランスを取る(安定する)ためには、「対立」は必要悪なのです。

●誰だって、争いは避けたい。でも、両者のバランスを保つためには、
誰かが最初に振り子を振らせなければならない。そのきっかけが、あな
たの発言であり、主張なのです。

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  発言によって、あなたが得られる最大のメリットとは?
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●では、この考え方を、社内における「意見の対立」に適用すると、
どうなるか?

●サラリーマンが、会議や面談で、上司に対して、自分の意見を強気に
発言できない理由は『上司から嫌われるかもしれない』という恐怖心が
あるからです。対立(振り子を振らすこと)を避けようとしているのです。

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●たしかに、波風を立てる部下を嫌がる上司も存在するでしょう。
しかし、一方で、その上司は『いつかは、誰かが波風を立てなけれ
ば、会社は生き残れない』ということも理解しているはずです。

●だとしたら、これから求められる人材とは『波風を立てるべき時
が来たら、本当に波風を立てることができる実力を持っている人間』
のはずです。もう「イエスマン」が好まれる時代ではありません。

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●ですから、年齢や役職を問わず、そして遠慮せず、会議やミーテ
ィング、あるいは個別面談において、私たちサラリーマンは、もっと
自分の意見に自信を持って、積極的に発言しなければならないのです。

●発言した結果、あなたの意見は却下されるかもしれないし、ある種
の対立を生むかもしれない。でも、それよりも、あなたは大きなメリ
ットを手に入れることができます。

●そのメリットとは『波風を立てる実力を持っている社員だと認知
されること』です。もしあなたが上司なら「何でもハイハイのイエ
スマン」と「意見を主張できる部下」の、どちらと組みたいですか?

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●『どうせ言っても無駄だ』とか『出来るだけ争いは避けよう』と
考えるのは簡単です。でも、争ってみて初めて、その人の「戦闘能力」
が測定できるというのも事実。

●ですから、仮にあなたが、会議で強気な発言をして、その発言が
否定されたとしても、『やっぱり言わなきゃよかった…』なんて後悔
する必要は、まったく無いのです。

●なぜなら、あなたは自分の『発言力』をアピールできたのですから。
それは、ただ黙って座っているよりも、何十倍も、何百倍も、価値の
ある素晴らしい行動なのです。だからもっと自信を持っていいのです。

(次号につづく…)


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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【49】
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テーマ: 経理

自宅を仕事場にする場合、その経費はどうなるのか?

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●週末起業が軌道に乗り、やがて退職して事業を本格的に始める場合、
多くの人は「まずは自宅を事務所にする」ことになると思います。
売上が安定するまでは、賃貸オフィスを借りる余裕は無いですから。

●しかし、自宅の居住スペースを仕事場に使う場合、その家賃や光
熱費は、経費としてどの程度認められるのか? という問題について、
しっかり把握しておく必要があります。

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●基本的な考え方としては「事業に使っている床面積の割合を掛ける」
というのが、一番分かりやすいです。例えば、100平米の賃貸で、
部屋が3つある場合、その1つを仕事場に使っているとします。

    ▼100平米の使用割合例
    30平米 : 寝室(居住用)
    30平米 : ダイニング(居住用)
    30平米 : 仕事場(事業用)
    10平米 : キッチン・バス・トイレ

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●上記の場合『床面積の30%を仕事場として使っている』という
判断になりますから、家賃や光熱費の30%を、事業用の経費とし
て申告できるわけです。

●賃貸ではなく、持ち家の場合も、固定資産税や減価償却費、住宅
ローンの利息などを算出し、その費用に30%を描ければ、それを
経費として申告できます。

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●ですから、自宅で事業を始める場合「事業用の部屋」を1つ決め
てしまうのが、一番簡単な方法ですね。逆に言えば、事業で使うパ
ソコンは、寝室やダイニングには置かない方が良いということです。

●もし、事業専用の部屋を確保する広さが無い場合は、少し広い賃
貸に引っ越すという方法もあります。家賃は割増になるでしょうが、
そのうち何割かを事業の経費として考えれば、採算は取れるでしょう。

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●もちろん、部屋を分けたからと言って、事業とプライベートを完
全に分けることは難しいでしょう。例えば、事業用の部屋に置いて
あるパソコンで、趣味のDVDを観るとか。

●ですが、問題は「税務署を納得させられるか?」ですから『この
パソコンは事業用の部屋に置いてあるから事業用なんです!』と言
い張るためにも、やはり、置き場所は区別することが大切ですね。

(次号につづく…)


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