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 【幸せなサラリーマン04/11/03】お金で買えない価値がある「完成された仕組み」


2004/11/03(第98号)
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■  お金で買えない価値がある「完成された仕組み」
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⇒【前号までのあらすじ】同じ発言でも、メリットとデメリットの
どちらに焦点を当てるか? 次第で、相手に与える印象はまったく異
なる。メリットを後に持ってきたほうが、後味が良くなるので好印象。

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            どんなに酷い上司に当たろうとも・・・

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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。私が今の会社に入
社した頃、配属前の新人教育セミナーで、次のようなことを言われ
た記憶があります。


   指導熱心な上司に当たったら、たくさんのことを教わる
   チャンスだと思いなさい。

   面倒見が悪い上司に当たったら、自分で解決する力を付ける
   チャンスだと思いなさい。

                             *

●「指導熱心」と「口うるさい」は紙一重。「部下を信頼している」
と「ほったらかし」も紙一重。いずれにせよ、本当に成長できる人間
は、どんな上司に当たろうとも、関係無いのですね。

●ですから、もしあなたの上司が「口うるさい型」だったとしても、
それを『自分は信頼されていないんじゃないか…』と考えるのでは
なく、「熱心な無料コーチ」だと思えばよいのです。

●逆に「ほったらかし型」の場合は、ある程度、好き勝手にやってみ
て、それでダメなら相談して、それでも無視されるようなら、責任だ
け取ってもらいましょう。責任者とは「責任を負う者」と書きます。

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  歯車と、黄金のピラミッド。
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●管理する側と、される側。そして、あなたの上司つまり管理者も、
さらにその上の管理者から、管理されている。それは、まるで樹形
図のように、精巧に組み立てられたピラミッド。

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●よく『組織の歯車になんてなりたくない!』と言って辞める人が
いますよね。つまり、ピラミッドの柱にはなりたくないと。

●では、もしその人が『独立するぞ!』と言って、フランチャイズ・
チェーンに加盟したら、どうなるでしょうか?

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●私は、フランチャイズ・チェーン(FC)ほど、精巧に組み立て
られた美しいピラミッドは無いと思っています。セブンイレブンの
運営体系なんて、まさに、黄金のピラミッド。

●もちろん、FC自体を否定するつもりはありませんし、ビジネス
モデルとしても素晴らしい仕組みだと思います。

●しかし、FCであるがゆえに、そこには必ず、「管理する側」と
「される側」が存在する。本部が決めたルールに従うことを条件に
「のれん分け」を許可されているのですから。

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●ですが、FCに加盟する人は、まさか、そのルールを「束縛」と
は考えていないでしょう。むしろ「既に出来上がっている便利な仕
組みを買った」と考えているはずです。

●つまり「完成されたルール」には、高い加盟金を払うだけの価値
があるということ。ピラミッドを自分でゼロから作るより、既に出
来上がっているピラミッドに入ったほうが簡単だということです。

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  「ルール」や「仕組み」に払う、お金の価値。
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●次のような言葉があります。

         組織にいるからこそ、守られる自由もある。

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●本当の自由とは何なのか? 自由という言葉には「自らを律する」
という意味も含まれています。逆に言えば「自らを律することがで
きないもの」には、自由は与えられない、ということでしょう。

●そして「自らを律する」ためには、法律や規律(つまりルール)
を決めなければならない。また、そのルールを上手く運用するための
仕組みも、同時に作らなければならない。

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●FCに加盟するのも、会社に就職するのも『既に完成されたルー
ルや仕組みがあるピラミッドに参入する』という意味では、どちら
も変わらない。そして、参入した以上は、それに従うしかない。

●ならば、本当の独立とは「ルールの否定」ではなく「ルールの創
造」であると考えるほうが自然なのです。今の仕組みより、もっと
優れた仕組みを作れる人間。

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●最近、あるFCに加盟した友人(31歳男性)に話を聞きました。
加盟金は800万円だそうですが、彼は『いずれは自分も別のFC
を展開したい』と言っていました。つまり「元締め」になりたいと。

●ノウハウ吸収のために、あえて加盟店になってみるという姿勢。
やがて「もっと優れたピラミッド」を自分で作れるようになるために。

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●だったら『いずれは自分の会社を作りたいけど、今はそのために、
あえてサラリーマンをやっている』という考え方も、悪くないですよね。

●どんなに優秀な人間でも「ゼロからピラミッドを作る」のは大変な
作業です。ならば、まずは既に完成されているピラミッドの内部に入
って、その構造をしっかり学ぶほうが、いきなり作り始めるより安全。

●その点、サラリーマンの場合、入社時に「加盟金」なんて必要あ
りませんから、FCよりも恵まれているのかも。本来、ルールや仕
組みには「お金を払う価値」があることを、忘れてはなりません。

(次号につづく…)


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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【51】
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テーマ: 経理

個人用のお金と、事業用のお金を、きちんと区別する。

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●サラリーマンが、週末起業や副業で稼いだお金を、きちんと区別
するためのコツについては、前号でお伝えしましたが、そのポイン
トは、以下の3つでした。

  1.口座の区別 / 2.カードの区別 / 3.現金の区別

                             *

●口座については、個人用の口座とは別に、もう1つ新規に開設し
ておくことが必須です。そして、その口座を、週末起業における
代金回収と、支払い(振込)の両方に使います。

●例えば、ネットショップで物販をする場合、その売上げ金はすべて
事業用の口座に集めることになりますが、同時に、広告を外部に出稿
している場合は、その費用も、同じ口座から振り込むようにします。

●そうすれば、同じ通帳上で、売上(入金)と経費(出金)を確認
できるので、非常に便利です。インターネットバンキング対応の口座
なら、確認や振込作業も、いつでも行なえますし、簡単です。

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●また、クレジットカードについても、可能ならば、個人用と事業
用を分けて作っておくのが良いでしょう。通信費(プロバイダ月額
使用料、サーバー代、携帯電話)も、最近はカード決済が主流です。

●便利な使い方としては、事業用の口座を開設した時に、そのキャ
ッシュカードに、クレジットカードも一緒に付けてしまうという方法
があります。「三井住友VISAカード」などは有名ですね。

●そうすれば、カード決済の引き落としも、自動的に、事業用の口
座から引き落とされることになりますから、経理上も、とても分か
りやすいですね。

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●そして、現金の管理。実はこれが一番、面倒なのかもしれません
が、やはり理想としては、個人用の財布と、事業用の財布を、2つ
持ち歩くことでしょう。

●事業用の口座から下ろした現金を、個人用の財布に入れてしまうと、
そこでお金が混ざってしまいますし、財布にたくさん入っていると、
つい無駄遣いしてしまうという人も、多いのではないでしょうか?

●週末起業家の場合、原則として、事業で稼いだお金は、その事業
を発展させるための資金(宣伝費・HP充実化・事務代行費など)に
回すべきでしょう。生活費は、会社の給料で賄えばいいのですから。

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●お金を扱う技術には「1.稼ぐ」「2.貯める」「3.増やす」の
3つがあります。いくらたくさん稼いでも、貯めたり、増やしたりす
る力を鍛えなければ、無駄に浪費してしまうだけです。

●ですから、そうならないためにも、お金の管理や区別については、
しっかりと「基本を押さえること」が大切なのです。面倒な作業で
はありますが、しっかりと習慣化していきましょう。

(次号につづく…)

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