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 【幸せなサラリーマン04/11/08】ありがとう!100号達成!〜本当の独立とは何か?


2004/11/08(第100号)
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■  ありがとう!100号達成! 〜 本当の独立とは何か?
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⇒【前号までのあらすじ】すべてを白黒はっきりさせる必要など無
い。仕事でも恋愛でも、迷ったら「"ときもある"の法則」に従い、
中立的な視点で、グレーのまま、心のバランスを保つことが大切。

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              本当の「独立」とは、何なのか?

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●こんにちは。ひと儲けドットコムの大和です。おかげさまで、今
号で通算100号を達成しました! これも、あなたのご愛読のおか
げです。本当にありがとうございます。

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●思えば、2004年の3月に創刊し、今日まで約8ヶ月間『どう
すれば幸せなサラリーマンになれるのか?』を追い求めてきたわけ
ですが、そもそも、このメルマガを始めたきっかけは何だったのか?

●それは「本当に、サラリーマンのままだと、幸せにはなれないの
か?」という、素朴な疑問でした。当時の私は、ちょうど週末起業
が軌道に乗り始めていた頃。

●そんな中、多くの起業家や、週末起業家とお会いする機会に恵まれ
たのですが、成功している起業家に会うたびに、いつしか『自分がま
だサラリーマンであること』に劣等感を感じるようになっていました。

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●「君はいつまでサラリーマンなんて続けるつもりなんだ!?」そ
んな声が聞こえてくるような気がして、それはやがて、焦りに変わり、
『早く独立しなきゃ!』という緊迫感さえ、感じるようになりました。

●しかし、今思えば、それはとても危険な考え方だったのです。な
ぜなら、起業や独立は「手段」であり「目的」ではないから。

●もし「独立すること」が目的だったら、会社を辞めた瞬間に、そ
の目的は達成されたことになります。ですが、そんなはずはありま
せん。無計画に会社を辞めたら、それはただの「プー」になるだけ。

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  物理的な独立と、心理的な独立
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●うつ病をテーマにした、ある心理学の本に、次のようなことが書
かれていました。

  一人暮らしの高齢者よりも、家族と一緒に暮らしている高齢者
  のほうが、うつになりやすい。

  なぜなら、家族と同居している高齢者は『家族に迷惑をかけて
  心苦しい』という気持ちを、常に持っているから。

  それに対して、一人暮らしの高齢者は、物理的には孤独だが、
  心理的に自立しているので、精神状態は安定している。

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●つまり、物理的に恵まれた環境にいても、心理的に自立していな
ければ、幸せにはなれない、ということです。

●そして、この考え方は、サラリーマンの人生にも当てはまります。
どんなに給料の良い会社に入っても、どんなに福利厚生が充実して
いる会社に転職しても、それだけでは、安心できないのです。

●なぜなら『もしクビになったらどうしよう…』という不安が、常
に付きまとうから。その恵まれた環境への依存度が高いほど、それ
を失うことへの恐怖心もまた、大きくなるのです。

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  実践するからこそ、絶対的な自信が手に入る。
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●「物理的に独立しているかどうか?」と「精神的に独立している
かどうか?」は、まったく関係がありません。つまり、形式上、会
社を辞めたとしても、それは、物理的な独立に過ぎない。

●独立しても、取引先や顧客に依存し、言いなりになるような人生
ならば、上司の言いなりになるサラリーマンの人生と、どこが違う
というのでしょうか?

●本当に大切なことは「絶対的な自信を持つこと」なのです。自分
の知識や技術、スキルに対して、その実力を確信できれば、独立し
ようが、会社にいようが「自信に満ちた人生」を歩むことができる。

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●では、どうすれば「絶対的な自信」を手に入れることができるの
か? その方法は、ただ1つ「実践すること」です。

●例えば、会社で、誰もやりたがらない(難しい・面倒くさい・リ
スクが高い)仕事があり、それをあなたが担当することになったと
します。

●ここで、多くの人は「運が悪い」とか「不公平だ!」などと考え
てしまうのですが、逆に考えれば、それは「社内でオンリーワンに
なるためのチャンス」なのです。

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●もしかしたら、その仕事は、みんなが思っているほど、難しいも
のではないかもしれない。でも、みんなは「やりたくない」と思っ
ている。

●そこでもし、その仕事が出来る人間が、社内には「あなたしかい
ない」という状況を作り出せたら、間違いなく、あなたは社内でオ
ンリーワンの存在、つまり「貴重な人材」になれるのです。

●それは、実践したものだけが手に入れることができる、絶対的な
自信。その自信があれば、あなたは会社にいながら、心理的には独立
していることになり、逆に、会社があなたに依存することになる。

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●社内で「オンリーワン」になれない人間が、独立して「オンリー
ワン」になれるでしょうか? ビジネスの世界で成功するための下準
備は、すべて、社内でも実践可能なのです。

●本当の独立とは「自己の能力に絶対的な自信を持ち、精神的に独
立している状態のこと」であると、私は考えています。

●そのために、スキルアップの踏み台として、会社を利用する。そ
れが出来る人間ならば、会社に残ろうが、会社を辞めようが、どっ
ちにしても、成功できるし、幸せになれる。私はそう確信しています。

(次号につづく…)


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■ シリーズ企画: 絶対に損したくない!退職準備マニュアル【53】
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テーマ: 経理

サラリーマンと「独立」と「経理」の関係

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●これまで、過去52回に渡って「退職準備マニュアル」と題して、
サラリーマンが、退職前に知っておくべき一般的知識について、取
り上げてきました。

●今回、100号という区切りでもありますし、もう一度、この企
画の趣旨について、再確認してみたいと思います。

                             *

●私たちサラリーマンは、会社を辞めることに対して、具体的には、
どのような恐怖を抱いているでしょうか? もちろん、収入が無くな
るということもありますが、それ以外にも、いろいろありますよね?

                             *

  退社手続き、雇用保険、年金、医療保険、退職金、財形貯蓄、
  失業給付、扶養手当、税金、確定申告、再就職、開業届け・・・

  1.会社を辞めたら、年金って、切替手続きとか、どうするの?
  2.失業保険は、いつまで、いつから、いくらもらえるの?
  3.所得税、住民税の納付は? 確定申告はどうなるの?

                             *

●例えば、経理についても、今まではすべて、会社がやってくれて
いましたが、独立したら、すべて自分でこなさなければなりません。

●書店に行き、『かんたん!個人事業主の経理』という類の本を手
に取ると、そこには、帳簿付けの説明だけでなく、必ずと言ってい
いほど、開業届や、事業準備の話しについても触れられています。

●つまり、多くの人は『いざ、独立するぞ!』という時になって、
初めて、経理の本を手にするわけです。

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●しかし、ただでさえ忙しい開業当初、まずはビジネスを軌道に乗
せ、安定した収益を確保することが最優先なのに、そのような状況
で、どうやって経理を勉強する時間を確保できるのでしょうか?

●独立するということは、単純に「お金を稼ぐ」ということだけで
はなく、それ以外にも、法律や財務など、今まで会社に依存してき
た部分を、すべて自分で把握し、管理するということ。

●もちろん、税理士や弁護士などの専門家を雇うという方法もあり
ますが、そのような金銭的な余裕があるかどうかも疑問ですし、最
低限の基礎知識が無ければ、話しもできません。

                             *

●そして、経理業務は、ビジネスの種類を問わず、誰にでも必要に
なってきます。飲食でも、ネットショップでも、コンサルティング
でも、執筆業でも。

●もし、あなたが『絶対に定年までサラリーマンを続ける』と確信
しているのならば、経理について知る必要は無いと思います。

●ですが、ほんの少しでも、別の道を選ぶ可能性があるのなら、今
のうちから、少しずつ勉強しておくことが大切なのです。将来、ど
んなビジネスを始めるにせよ、その知識は、必ず役に立つのですから。

                             *

●もちろん、このメルマガは、経理や法律の専門誌ではありません
から、すべてを解説することはできません。いずれにせよ、最終的
には、各自が自分で勉強していただくしかないのです。

●そのためのきっかけ、あるいは、動機付けとして、このメルマガ
で、ごく基本的な部分または導入部分を説明していくことで、少し
でも、あなたの自己啓発への意識向上につながれば幸いです。

(次号につづく…)


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