05. どうやってアドレスを集めるのか? |
アドレス収集の仕組みを理解する。 自サイトへのアクセスアップを目的としたメルマガを 発行する場合、サイト上に「アドレス登録フォーム」を 必ず設置しておかなければならない。 この場合、読者獲得の流れは、次のようになる。 1.訪問者は、検索エンジン等を経由して、あなたのサイトを発見する。 ↓ 2.あなたのサイトを閲覧し、内容に興味を示す。 ↓ 3.サイト閲覧中に、メルマガ登録フォームを発見する。 ↓ 4.メールアドレスを登録する。 もし、このようなアドレス収集の仕組みがなければ、 どうなるだろうか? 訪問者は、そのサイトを偶然発見し、気に入った場合は 「お気に入りに登録」するだろう。 サイト上でも、よく「お気に入り登録ボタン」なるものを用意しておき、 お気に入り登録を促すようにしているケースを見かける。 もちろん「お気に入りに登録してもらう仕組み」は、 何もしないよりは有効である。 しかし、アドレス登録ほどの有効性は無い。 なぜなら、ほとんどの人が、 「自分でお気に入りに登録したことすら、 忘れてしまう」 からだ。 試しに、あなたが今使っているブラウザの 「お気に入り登録一覧」を開いてみてほしい。 その一覧の中で、頻繁にアクセスしているサイトが、 いくつあるだろうか? お気に入り登録一覧の8割以上は、 もう一年以上も訪問していないサイトで、 リストの下のほうに埋もれているから、まったく気づかない。 つまり、忘れ去られている。それが現状ではないだろうか? ・お気に入りに登録してもらうこと ・アドレスを登録してもらうこと どちらも、「もう一度アクセスしてほしい!リピートしてほしい!」 という目的を達成するための手段であるが、 こちらから(サイト管理者側から)仕掛けられるのは メルマガしかない。だからアドレスを登録してもらうことが大切なのである。 なお、アドレスを集めるときのコツとしては、 次の3つのポイントがある。 1.サイト内に存在する、すべてのページから、 アドレス登録できるようにしておく。 (登録フォームへのリンクを貼っておく) 2.登録すると、どんなメリットがあるのか? を明示する。 3.「いつでも解除できる」ということを宣言する。 1.については、よく、トップページにのみ、 アドレス登録フォームを設置しているケースを見かけるが、 これはもったいない。 なぜなら、訪問者は、必ずしもトップページから順番に 訪問するとは限らないからである。 例えば、全20ページで構成されるサイトの場合、 その20ページすべてが、検索エンジンの検索対象になる。 全てのページに「トップに戻る」のリンクを埋めていたとしても、 必ずトップに戻ってくれるとは限らない。 そのような「通りすがり」の訪問者を逃さないためにも、 「いつでも、どのページからでも、アドレス登録できる状態」 にしておくのが理想的だ。 ----------------------------------------------- 2.登録すると、どんなメリットがあるのか? を明示する。 ----------------------------------------------- については、 「サイトの更新情報をお知らせします。」 「無料です。」 「メルマガでしかお知らせしない情報もあります」 など、読者がそのメルマガを購読することのメリットを、 明確に記載しておくほうがよい。 「更新情報をメールで知らせてくれる」というのは、 忙しい人にとっては、大きなメリットである。 なぜなら、自分で定期的に、ブラウザを立ち上げて、 チェックする必要が無いからだ。更新されたときだけ、 アクセスすれば済む。 ----------------------------------------- 3.「いつでも解除できる」ということを宣言する。 ----------------------------------------- については、メルマガ登録者の不安を、 事前に取り除くという意味で、大きな効果を発揮する。 誰もが 「解除できなかったらどうしよう」 とか 「迷惑メールが届いたらどうしよう」 「大量にメールが届いて、メールボックスが いっぱいになったら・・・」 など、多少の不安を持っている。 そこで「いつでも解除できます」と宣言し、 かつ、解除フォームへのリンクも、分かりやすい場所に設置 しておくことで、登録への心理的不安が解消されるから、 登録を躊躇する理由が無くなるのである。 実際に集め始めると分かるが、サイトへのアクセス数に対して、 必ず一定の割合で、アドレスが登録されるようになってくる。 一日100アクセスのサイトなら、一日1アドレスは、 確実に登録される。つまり、100人に一人の割合で、 メルマガを購読してくれる人がいるという計算になる。 このように、アドレスを集める仕組みを作ってから、 サイトを宣伝したほうが、単なる「通りすがりの訪問者」でも、 強力なリピート訪問者になってくれる可能性があるのだ。 逆に言えば、アドレス収集の仕組みを持たないサイトは、 多くのリピーターを逃していることになる。 「ざる」で水をすくっているようなものだ。 せっかく合コンで知り合った異性に、 電話番号もメルアドも聞かずに終わってしまうのと 同じぐらいもったいない。 あなたも、せっかくサイトを立ち上げるのならば、 アドレス登録フォームは、必ず設置しておくことをお奨めする。 まだどんな内容のメルマガを発行するか決めていなくても、 とりあえずアドレスだけ集めておけば、いざ、メルマガを 発行しようと思ったときに、有効に使えるのだ。 登録フォームは、CGIなどの知識が無くても、 まぐまぐ、melma! などのサイトを使えば、 誰でも簡単に、設置することが可能だ。 詳しくは、まぐまぐのサイトを参照し、 新規発行申請方法を確認してほしい。 ホームページ運営者にとって、 訪問者のメールアドレスは財産である。 一人でも多くの訪問者に、自分のサイトを覚えてもらい、 再訪問してもらう。そのためには、こちらから積極的に アピールしなければならない。 異性からの電話を待っているだけでは、モテないということ。 人気を得たければ、一人でも多くの異性の連絡先を聞き出し、 積極的に連絡しなければならないのだ。 もちろん、無視されたり、拒絶(解除)されることもあるだろう。 しかし、それは、現実の世界でもあり得るし、当たり前のことだ。 インターネットに限ったことではない。 私自身も、100誌以上のメルマガを購読しているが、 8割以上は流し読みしかしない。真剣に読むのは1割も無い。 街頭のティッシュ配りや、ビラ撒きを見ると、 邪魔だとか、うっとおしいとか思うし、無視もする。 保険の勧誘電話は、無言で切ったりする。 つまり、世の中、そんなものなのだ。 でも、それをやらなければ、ビジネスは成立しない。 だからみんな、嫌われるかもしれないことを覚悟の上でやっている。 あなたが、インターネットで、本気で儲けたければ、 必死になって、メールアドレスをかき集めるぐらいの気迫 が無ければ、成功することは難しいだろう。 メールアドレス獲得に必要なのは、技術云々よりも、 強い精神力なのである。 成功のポイント : アドレス収集に欠かせないのは、仕組み作りと精神力。 さて、これからあなたが、新規メルマガを発行するにあたり、 どのような内容のメルマガを発行するのか? を十分に考えなけれ ばならないのだが、そのコンセプトを考える時に、ポイントになるのが、 自己ブランドの確立 である。 人は誰でも、他人の特徴を覚える時に、 ○○という会社に勤めている△△さん とか、 ○○に詳しい、××さん のように覚える。 そして、メルマガ発行者の場合は、良くも悪くも、 ○○というメルマガを発行している、□□さん という覚え方をされてしまうのである。 つまり、メルマガの内容やイメージが、 そのまま発行者本人のイメージに直結してしまうのだ。 逆に言えば、この心理的作用を利用すれば、 あなた自身のブランドイメージを、思い通りに確立することが できるのである。 続き → 06. メルマガで自己ブランドを確立する方法 |
メール会員登録(無料) ひと儲けドットコムの更新情報を無料でお知らせしています。いつでも解除できます。 |
ホーム > メルマガ発行の極意 > このページのトップへ
Copyright (C) 2004 ひと儲けドットコム All Rights Reserved. お問合わせ | サイトマップ