01. まず「商品を売る」という考えを捨てよ! |
まずは次の質問に答えて欲しい。 「ネットショップとは何ですか?」 と聞かれたら、あなたは何と答えるだろうか? 1.『インターネットでお店を開くことです。』 2.『商品を売るためのホームページのことです。』 3.『注文から決済まで全てオンラインで出来るサイトのことです。』 と答えるだろうか? これらの答えは間違っていない。正しい。 では、次の質問。 「インターネットで儲けるためには、どうすればいいですか?」 と聞かれたら? 1.『ネットショップを開業すればいいよ!』 2.『ショッピングモールに出店すればいいよ!』 3.『アクセス数を増やして、バナー広告で稼げばいいよ!』 と答えるだろうか? これらの答えは、すべて間違っている。 そんなことをしても、ぜんぜん儲からない。 何が言いたいかって? つまり、 「ネットショップを開く」 ことと、 「インターネットで儲ける」 ことは、ぜんぜん違うことなのだ。 ネットショップを開くのは誰でもできる。 ホームページに商品画像と説明文と価格を載せて、 「ご注文はこちらのメールアドレスまで」と書けばよい。 売れようが、売れまいが、あなたはネットショップのオーナーになれる。 「ホームページを公開するだけで、全国の人たちが見にきてくれる!」 という大きな誤解が、 「ネットショップを開くと、全国から注文が殺到するんじゃないか?」 という幻覚を見せてしまうのだろうか・・・ じゃあ、現実の世界で考えてみよう。 今から、あなたの家の玄関の前の路上で、 フリーマーケットを開いたらどうなるか? あなたの部屋の本棚に眠っていた古本を引っ張り出してきて、 風呂敷の上に並べて「激安!一冊200円」と張り紙に書いた。 あなたの家の前の道路は、近所の子供からお年寄りまで、 いろんな人が通るだろう。 さて、何冊の本が売れると思う? 1日で幾ら儲かると思う? 少なくとも、店員の時給が800円なら、 1時間に4冊売らないと赤字になる。 ・・・こうやって、現実の世界で考えてみると、 そんなに簡単に売れるはずない!って分かるでしょ? でも「インターネットなら売れるかもしれない!」 って、誰もが勘違いする。 冷静に考えれば、個人のネットショップなんて、 自宅前のフリーマーケットと同じだ。 「誰にでも簡単にできる」ってことは、 所詮その程度の価値しか無いってこと。 だから、「インターネットで儲けたい」のならば、 ネットショップなんて開いている場合ではない。 商品画像の写真をデジカメで撮影している場合ではない。 では、どうすればいいのか? まず一番最初にやるべきことは、 「ホームページで商品を売る」 という考えを捨てることだ。 じゃあ、商品を売らずに、何を売るのか? 答えは簡単。何も売らなくていい。 『それじゃ1銭の儲けにもならないじゃねーか!』って? いや、そんなことはない。 あなたは目先の小銭に目がくらんで、 その先にある「本当に価値のあるもの」が見えていない。 もちろん、ネットショップで大量の商品を販売して、 利益を出しているサイトは多い。 でも、そのほとんどは、すでに販売システムを持っていた企業だ。 つまり、すでに実店舗を持っていて、全国規模で展開しており、 そこで商品を販売して利益を出していた実績があったのだ。 それを、ただインターネットというフィールドに移しただけのこと。 現実世界で成功している企業が、 その資金力と知名度を使って、 インターネットの世界でも成功するのは自然な流れだ。 それは、実店舗だからとか、ネットショップだからとか、 そんなことは大した問題ではない。 宣伝、商品の仕入れ、販売、配送、支払いなど、 さまざまな経営ノウハウを既に持っていたのだ。 逆に言えば、何のノウハウも持っていない経営の素人が、 いきなり家の前の路上でフリーマーケットを開いても、 利益を出すのは難しいだろうし、ネットショップで利益が出るとも思えない。 だから、これから新しくビジネスを始めたいと思っている人、 つまり「儲けたい」と思っている人は、 インターネットというメディアを使って 「商品を売ろう」という発想自体を見直す必要がある。 商品を売ってはいけない。 何も売ってはいけない。 あなたは、ただ情報を発信すればいい。 そこから、年収1,000万への第一歩が始まる。 では「情報を発信する」とは、具体的にはどのようなことか? まずは、 ・ 商用サイトではなく、個人サイトであること。 が大切である。 なぜならば、 商用サイトが発信する情報のほとんどは、 自社の商品を売り込むための情報であることが多い。 そして、誰もがそのことに気付いているから、 商用サイトには、リアルな情報は誰も期待していない。 では、賢いインターネットユーザーは、 リアルな情報をどこに求めているか? 1.掲示板(2ちゃんねるなど) 2.個人サイト(趣味のサイト) 3.Yahoo!ニュースや日経新聞のサイト である。 じゃあ、上記の3種類のサイトのなかで、 あなたにも今すぐ始められるサイトはどれか? 3.は規模が大きすぎるので無理。 1.は他人に書き込んでもらって成立するものだから難しい。 だから、2.をやればいい。 つまり、あなたの「個人サイト」を今すぐ立ち上げればいいのだ。 そこで「リアルな情報」を発信する。 他人が読んで「面白い!」と思うような情報を載せるだけでいい。 「いやいや、私は会社の社長だからね・・・個人サイトなんてねぇ」 と思っているあなた!個人サイトの威力をナメてはいけない。 特に中小企業の場合、社長の考え方や熱意、そして人柄を知ってもらうことは、 どんな広告よりも「宣伝効果」が期待できるからだ。 ただし、絶対に「自社製品の売り込み」をしてはいけない。 それでは商用サイトになってしまうからだ。個人サイトではなくなる。 『そんなこと言っても、ネタが無いし・・・』 と思うだろう。 ほとんどの人は、そう思って諦めてしまう。 (だからこそ、諦めない人にとってはチャンスなのだが・・・) そして、ネタを考えるのが面倒だから、 とりあえず ・ 商品の写真をデジカメで撮る ・ その画像を載せて「お買い得ですよ!」と宣伝する ・ 注文フォームや買い物カゴなどを付ける という「誰でも思いつく単純な手法」に逃げてしまうのだ。 「お金を儲ける」ということは、 ・ 他人が思いつかないようなことを思いつく ・ 他社が作れないような商品を作る ・ そのために必死にアイデアを搾り出す ということである。 なのに、 「その知恵を搾り出すのは自分には無理だ」 とか言って、安易に他人のネットショップのモノマネをしようとする。 そんなことで、 本当に金儲けができると思うか? 他人が読んで面白いと思うような情報を発信できない人間に、 他人が欲しがる商品を考え出すことができるとは到底思えない。 だから、「ネタが無い」と言い訳する前に、 まずは必死になってアイデアを搾り出して、 ネタを探してみることから始めるべきだ。 商品を開発するのにはお金がかかる。 試作品を作るにしても、その開発費や材料費が必要になる。 既製品を仕入れるのにも資金力が必要である。 でも、情報はタダである。あなたの周りにいくらでも落ちている。 ネタを集めるのには開発費も材料費も必要無い。 あなた自身の「ネタを探そうとする意欲」だけがあれば十分だ。 こんなにローリスクで簡単なことが他にあるだろうか? 売れるかどうかも分からない商品を仕入れるより、 よほど安全で効率的で、しかもあなたの実力を十分に試すことが出来る。 だから「個人サイト」なのだ。 何も売らなくていい。売ろうとするな! ただ面白い情報を集めて発信するだけでいい。 そして、その「個人サイト」を、あなた自身が大切に育てながら、 最強に面白いサイトに発展させていけば、そのうち勝手に 「金のなる木」に成長してくれるのだ。 しかし、それを実現するためには、 あなた自身の情報収集能力を高める必要がある。 面白い情報を発信し続ける為には、 面白いネタを効率的に集めなければならない というのは、誰にでも理解できるだろう。 しかし、ほとんどの人は「ネタ集め」で行き詰まる。 更新ネタが無い・・・ 更新ネタが無いから更新できない・・・ って悪循環にハマる。 では、この悪循環から抜け出す方法をご紹介しよう。 この方法を使えば、 誰でも簡単に、最強に面白いネタを 24時間集め続けることができるようになるのだ! そして、もっとスゴいことが起こる。 毎日の人生が、楽しく、ワクワクするようになる。 常にモチベーションを高く保ち続けることができるのだ。 『いいから早くその方法を教えろよ!』って? では、続きは次回に。 成功のポイント : 商品を売るな!情報を発信せよ! 続き → 02. 毎日更新も夢じゃない!ネタ集めの極意! |
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