02. 毎日更新も夢じゃない!ネタ集めの極意! |
「ホームページの更新ネタが無い・・・」 誰もがこの悩みを持っている。 ネタが無いから、更新できない。 更新しないから、いつまでたってもアクセスが増えない。 そして、そのサイトは死んでいく・・・ この悪循環に陥ったサイトは、 インターネット上では「ゴミサイト」と呼ばれる。 そして、そのうちサーバーが停止し、 リンク切れになってしまう。つまり廃墟だ。 個人サイトならまだマシだが、 商用サイトになると、もっと問題は深刻だ! 「新しい商品を仕入れて、ホームページに掲載すること!」 が更新だと思い込んでしまう。 だから、更新ネタのために、 売れるかどうかも分からない新商品を仕入れる。 そして、古い商品の画像を消して、新商品の画像を掲載して、 「新着情報!新商品を掲載しました!」 などとトップページで告知する。 もちろん、売れなかった旧商品は在庫の山に埋もれることになる。 そして、売れない、在庫は増える、資金が無くなる・・・ という悪循環にハマって倒産するのだ。 では、この状況に陥らないためにはどうすればいいか? その答えは1つしかない。それは、 「あなた自身がライター(記者)になること」 である。 ホームページの更新とは、 ・ トップページの写真を変更すること ・ 背景色を変えること ・ カッコいいアニメーションGIFで派手にすること か? そんなのは「更新」とは呼ばない。 「着せ替え人形にいろんな服を着せて遊んでいるだけ」だ。 つまり更新とは、 「テキスト文章を充実化させること」 である。 文字の色なんてどうでもいい。 背景の画像なんてどうでもいい。 テキスト文章の「内容」が全てだ。 だから、あなたは今から「新聞記者」になるしかない。 『俺は文章を書くのが苦手だから・・・』 『俺には面白いネタを見つける才能なんて無い・・・』 ・・・って「言い訳」が聞こえてきそうだが、 じゃあ、あなたには、 「○○について語らせたら、何時間でもアツく語れる!」 という分野は無いのか? 落ち着いて考えてみてほしい。必ず1つはあるはずだ。 人によっては、2つも3つもあるかもしれない。 私の後輩から聞いた話しだが、 その男は合コンでアニメの話しを延々と20分間語りつづけた。 他の話題には一切反応しなかったのだが、 女の子の携帯の待ち受け画面がガンダムだったことがきっかけで、 彼の「ガンダム語録」に火が付いた。 ・・・ そして当然、周りの女の子たちは引いてしまったのである。 彼のような人間は、合コンではモテないだろう。 しかし「儲かるWebサイト」を作れるかもしれない可能性を秘めている。 合コンでガンダムの話しなんかしても、誰も興味を示さないだろう。 だったら、そのエネルギーをインターネットにぶつければいい。 あなたの「ガンダムを愛する気持ち」をすべてぶつけるのだ。 そしてこれはガンダムに限ったことではない。 例えばあなたがサラリーマンで、 今の会社の悪しき体制を変えたいと思っているとする。 そしてあなたは、本気で会社を変えるために、 カルロス・ゴーンの本を読み、あらゆるビジネス書からノウハウを吸収して、 具体的な解決方法を見つけようと努力する。 しかし、その情熱を上司に話しても、同僚にぶつけても、 誰も相手にしてくれない。 同僚 : 「何アツくなってんだよ!?どうせ何も変わらないさ・・・」 上司 : 「そんなことより、さっさと自分の仕事をやれ!」 って言われるのがオチだ。 だったら、もうそんな「頭の固い連中」を説得するのは やめてしまえばいい。そんなことにエネルギーを使うぐらいなら、 その情熱をインターネットに素直にぶつければいいだけ。 本当にあなたが「会社を変えるため」の画期的なノウハウを身に付けたとしたら、 そのノウハウにお金を払ってでも、「ぜひ教えて下さい!」という企業はたくさんある。 そうなれば、あなたは本を出版するなり、 独立してコンサルタントになるなり、 もう「頭の固い連中」とはオサラバするだけだ。 そして、その時になってはじめて、「頭の固い連中」に あなたの真意を分からせることができる。 誰でも1つは持っているだろう。 「何時間でもアツく語れる話題」 それこそが、あなたが本当に愛している分野なのだ。 その分野で勝負すれば、あなたは確実に短時間で成功に近づくことができる。 でも、その「アツく語れる情報」を、友達に語ってはいけない。 なぜなら、あなたがアツく語れば語るほど、その友達は、 「あぁ、よかったねぇ〜(お前の話しはウザいんだよ!馬鹿!)」 って思うからだ。 そうやって、100人の友達に話しても、99人は無反応。 だからあなたは、 『俺の話しはツマラナイ。だから俺が持ってる情報に価値なんて無い・・・』 って思い込んでしまう。そして口を閉ざしてしまうのだ。 なんてもったいないのだろうか? これから数億円に化けるかもしれない情報を 自ら封印してしまうなんて! あなたが持っている「素晴らしき情報財産」は、 100人中、99人には理解できない。 だからこそ価値がある。100人中100人が理解できるような内容だったら、 その時点で「誰でも分かること」だから、1円の価値も無い。 例えば、 「健康維持のためには、緑黄色野菜を食べたらいいよ!」 と言えば、100人が「そのとおり!正しい」と答えるだろう。 でも、そんな情報は誰でも知っているのだから、誰も興味を示さない。 だからみんな、もっとコアでマニアックで、深い情報を知りたいのだ。 ・ 一本のニンジンから、より多くのベータカロチンを摂取する調理法とは? ・ 捨てるなんてもったいない!ほうれん草のゆで汁の活用方法! ・ どのメーカーがいいのか?野菜ジュースの味と栄養素を徹底比較! 「発掘!あるある大辞典」がウケている理由がお分かりだろうか? しかし、このような情報を、あなたの同僚や友達に話したところで、 もともと健康に興味の無い人間にはどうでもいいことだし、 まあせいぜい、家族の健康を真剣に考える主婦ぐらいしか興味を示さないだろう。 でも、その主婦は100人に1人の割合で、必ずどこかに住んでいる。 全国のどこかに必ずいるのだ。 だから、インターネットで公開する。 ホームページに掲載して、1人でも多くの人に見てもらうのだ。 もしあなたが本当に、100人中1人が反応するような情報を書けるとしたら、 それはすばらしい能力だ。記者としてのスキルだ。 広告業界関係者なら分かると思うが、反応率1%ってのは夢の数字だ! たった100枚のチラシを撒いて、一人の客が買いに来るのは驚異的な反応率なのだ。 ちなみに、テレビの視聴率1%は、視聴者100万人分に相当する。 だから、あなたのホームページが一日に100アクセスあるとすれば、 あなたの「アツい情熱」に共感してくれる人は必ず1人は存在する。 その人はあなたのファンになり、あなたのサイトに引き込まれていくだろう。 そうやって、毎日あなたのファンは確実に増殖していく。口コミで広がっていく。 そして半年後、一年後、そのファンの数は膨大に増えていくだろう。 あなたがアツく語れば語るほど、あなたのサイトのアクセス数は増えていくのだ。 そして、人が集まりさえすれば、 そこには無限のビジネスチャンスが広がる。 関連商品を売るもよし、有料会員クラブを創設するもよし、 オフ会を開いて会費を集めるもよし、人脈を広げるもよし、 もちろん、バナー広告を載せるなどのチンケな稼ぎ方でもかまわないが、 ようするに、何でもできる。あとは応用次第だ。 ・ 情報が集まるところには、人が集まる。 ・ 人が集まるところには、金が集まる。 だからあなたは「オタク」にならなければいけない。 アニメオタク = ガンダムのオタク = ガンダムに詳しい ってことは、 つまり、 「オタク」 = 「専門家」 なのだから、あなたも「オタク記者」になるべきなのだ。 誰に何と言われようと、自分の「アツい気持ち」を信じて、 強気に、反論を恐れず、思ったことを書きつづける。 事実をありのままに書く。真実を伝える。本音をぶっちゃける。 ただそれだけで、勝手に人は集まってくる。 そして大切なのは、 「叩かれること」を恐れないことだ。 「叩かれる」のはありがたいこと。あなたのトクになる。 あなたの意見に対して、真剣に反論してくれている。 あなたの独り善がりや間違いを指摘してくれる。 「絶対に1+1は3だ!」と思い込んでいる小学生に、 「本当は1+1は2だよ」って親切に教えてくれている先生だ。 授業料も学費も払わなくていい。どこの誰だか知らないが、 タダで教えてくれる親切な先生がそこにいる。 アニメ界の巨匠、宮崎駿監督の言葉で、 印象に残っているものがある。 『 誉める人が100人いるってことは、 けなす人も100人いるってことですよ。 』 ナウシカやラピュタの世界観は素晴らしい。 私も宮崎アニメは大好きだ。 でも、その世界観を否定したり、けなす人たちがいたのも事実かもしれない。 だからあなたは、何も恐れることは無い。 自分を信じて、情報を発信し続ければいいだけ。 そしてあなたは有名になる。 と言っても、キムタクみたいに 「全国の誰もが知ってる有名人」になるのではない。 あなたが愛してやまない分野、つまり ごく限られた分野、知る人ぞ知る分野の中で有名になればいい。 「今、ニッチ(隙間)産業がアツイ!」と言われているが、 インターネットこそ、究極のニッチである。ニッチの集合体と呼んでもいい。 マニアックな個人サイトほどウケる時代だ。 ・・・どうだろうか? ホームページは商品を売る為の場所ではない。 あなたの「アツい情熱」をぶつける場所なのだ。 こんなに面白い世界が、 インターネット以外に他にあるだろうか? モノを売りたいのならば、店舗を借りればいい。 飲食店を開きたいならフランチャイズに加盟すればいい。 でもインターネットなら、 あなたのアツい情熱をタダで好きなだけ伝えることができるのだ。 自費出版で本を出して、 書店に「置いて下さい!」と頼み込む必要も無いし、 高い広告料を払って新聞広告に載せてもらう必要も無い。 だからあなたも今から記者になろう。 記者になれば、記者の目を持つことが出来る。 貪欲に情報を仕入れようとする姿勢だ。 そうなれば、日常の見方が変わる。24時間、脳のアンテナを張り巡らせる。 でも、ただそれを無意識にやっているだけなので、 何の努力もいらないし、苦労も感じないのだ。 テレビ、新聞、雑誌、職場、レストラン、 満員電車、デパート、公園、病院 ・・・ 今、あなたの目に見えているものすべてが、 「情報のネタ」に生まれ変わる。 今そこに落ちている小石を拾って、 磨いてダイヤモンドにするのはあなた自身だ。 『ガンダムと満員電車なんて、何の関係があるんだ?』って? それは、あなたがまだ気付いていないだけ。 あなたの頭の中に「ガンダム」というキーワードが常に存在していれば、 満員電車の中にいても、そのすべてをガンダムに結びつけようとするからだ。 脳が勝手に結びつける。 例えば、あなたは今、電車に乗っているとして、 その周囲を観察してみると・・・ ・ 携帯メールを打っている女子高生のストラップはガンダムか? → ストラップ以外にも、どんな商品にガンダムをくっ付けたら面白いか? ・ その隣の女子高生は足が太くてルーズソックスなので「ドム(*1)」みたいだ。 → ガンダム式ダイエット!なんて考えたら面白いかな? ・ 俺の目の前の座席を奪ったムカつくオバサンをビームサーベル(*2)で切り刻みたい! → 携帯電話の伸縮アンテナをビームサーベルにしたらウケるかな? ・ 自家用のモビルスーツ(*3)で通勤すれば、こんな満員電車に乗る必要も無いのになぁ。 → トヨタや日産が作ってくれないかな? ジオン軍ならスバルがいいかな? (*1) 「ドム」とは、ガンダムに登場する敵キャラロボットの名前。足が太い。 (*2) ビームサーベルとは、ガンダムが持っている刀のような武器のこと。 (*3) モビルスーツとは、ガンダムに登場するロボットの総称。呼び名。 ・・・というように、アイデアは無限に勝手に溢れ出すようになるのだ。 実際にバンダイから「シャア専用ノートパソコン」なるものが限定販売されたが、 とても面白い視点だ。ファンにはたまらない。 しかも、USBメモリやMP3プレイヤーまで登場すると言うから面白い! 思わず「ガンダムと何の関係があるんだ!?」って突っ込みたくなってしまう。 そして、どんなビジネスを始めるにしても、 客の心を掴むというのが前提になる。 客の心理を読むということだ。 それを常に意識していれば、 あなたは店に入って、その店員の態度にムカついたとしても、 「なぜムカツクと思うのか?」 「自分が店員だったら、どう対応しただろうか?」 と、自然に考えることができるようになる。 嫌な上司から頼まれた仕事も、 「なぜ嫌だと思ったのか?」 「自分が上司だったら、どんな頼み方をするだろうか?」 など、あらゆる問題の解決ネタを探そうとする。 お客の心理とは、つまり自分の心理。 自分が客の時に、どんな「喜び」「悲しみ」「怒り」を感じたか? ただそれを客観的に分析するだけ。誰にでもできる。 相手の心を理解できれば、相手が面白いと思うサイトを作れるようになる。 相手が欲しがる商品やサービスを考えることができるようになる。 自分が欲しいものは、他の人も欲しいはず。 自分が美味しいと思うものは、他の人も美味しいと思うはず。 人間が考えることなんて大して変わらないのだ。 慣れてくれば、意識せずとも、自然に脳がその方向に働こうとする。 いろんな雑誌を読み、あらゆる本から多くの情報を吸収しようとする。 そうなれば、「密度の濃い人生」を生きることができる。 同じ1時間でも、ボーっとしている1時間と、 「情報を探すために、脳が必死になっている1時間」では、 そこから得られる情報量には雲泥の差があるのは明らかだ。 若くして成功したベンチャー社長は、 密度の濃い時間を過ごして来たに違いない。 いつまでたっても成功できない中年オヤジは、 ボーっとしながら貴重な時間を垂れ流して来たに違いない。 あなたはどちらの人生を歩みたいか? 今ならまだ間に合う!今すぐ始めよう! ここまで読んでもらえたら、 もうあなたの「記者になる意思」は固まったと思う。 でも、記者だからと言って新聞社に勤める必要は無い。 新聞社に勤めている記者は、仕事で記事を書いている。 仕事だから、興味の無いネタも集めないといけない。 でもあなたは、ただ自分が興味のあるネタだけを集めればいい。 こんなに簡単で楽な方法は他に無いだろう。 成功のポイント : まずは「記者」になれ!そこから全てが始まる。 しかしながら、いざ実際に文章を書いてみると、 思わぬところで行き詰まり、悩み、そして、 「・・・ やっぱり、書けない・・・」という壁にぶつかってしまう。 そこで、次回は、 このような「書けない症候群」に陥ってしまっている場合、 どのように対処すれば、書けるようになるのか? について具体的に解説していく。 続き → 03. ノートを書けば成功する! |
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