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ホーム 文章執筆の極意

 01.  魅力的な文章を書くことが、最強のSEOである


最強のSEO。
それは、
魅力的な文章を書くことである。



今や、SEO(検索エンジン最適化)という言葉は、
広く知れ渡り、WEBサイトオーナーの間では、
すでに、アクセスアップの常識手段として認知されつつある。


SEOが騒がれ始めた当初は、技術的な側面、
すなわち、ページランクの仕組みとか、
メタタグの使い方とか、HTMLコーディング上の
テクニックとか、そういうノウハウが重視された。

しかし、最近では、どうだろうか?

Yahoo! と Google は提携を解消し、それぞれ、
独自の検索ロジックで、この厳しい検索エンジン市場を
勝ち残ろうとしている。

そして、つい半年前までは有効だったSEOの手法が、
今は既に、過去の遺産となり、
まったく役に立たなくなってきているという現象が、
随所に見受けられる。

さらに、ブログ(例:ライブドアブログや楽天日記など)
の登場と普及によって、相互リンクの概念も変わりつつある今、
私も含めて、すべてのWEBサイトオーナーは、
改めて「本当のSEOとは何か?」
考え直す時期に来ているのではないだろうか?


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感情や意思を持ち始めたかのような、検索ロボットの動き
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ここで、興味深いデータを公開しようと思う。
当サイト「ひと儲けドットコム」への、アクセス解析のデータ。

2004年9月の、検索キーワード一覧。
(検索エンジンで、どのようなキーワードを検索した結果、
ひと儲けドットコムに辿り着いたのか?
というデータの統計)

その、上位3つのキーワードは、以下であった。

1. キャッチコピー

2. ホームページビルダー

3. WEBサーバー



ここで、まず、2. については、納得できる。
ホームページビルダーについては、実際に多くの情報を
掲載しているし、トップページのタイトルにも埋め込んでいる

正直なところ、ホームページビルダーのビデオ教材の売上を
伸ばすために、意図的にSEOを意識して埋め込んでいる
と言ってもいい。


同様に、3.についても、納得できる。
WEBサーバーについては、専用のトピックを用意して、
レンタルサーバーの選び方や、ドメイン名の決め方など、
専門的な知識および情報を公開しているから、
検索キーワードとしても、ヒット率が高いことは納得がいく。


しかし、 2. と 3. いずれのキーワードも、1位ではなく、
実際の1位は、なぜか「キャッチコピー」という言葉なのである。

この理由は、何なのか?


ひと儲けドットコムのコンテンツの中で、
特に「キャッチコピー」というカテゴリでの
トピックは掲載していない。

かと言って、SEOを意識して、意図的に「キャッチコピー」
という言葉を埋め込んでいるわけでもない。

にも関わらず、最もヒットしている検索キーワードは
「キャッチコピー」なのである。

この不思議な現象について、解釈の視点はいろいろある。
例えば、以下のような考え方。



サイト内の文章量が多く、それぞれのコンテンツや、
タイトルの内容には、宣伝のキャッチコピーとして応用できるような
用語やフレーズ
が多く含まれている。だから、「キャッチコピー」という
言葉に対して、検索ロボットの評価が高くなっているのではないか?



「儲かるホームページの作り方」と「インターネット心理学」
という切り口で見ると、心理的に、訪問者の心を惹き付けるような
フレーズ、表現、言い回し
、という面では、参考になる情報が多いと、
検索エンジンが判断したのではないか?



全体的な傾向として「いかにして、インターネット広告宣伝の効果を
高めるか?」という側面があるので、例えば、クリック率を上げるためには、
魅力的なキャッチコピーを書かざるを得ない
、そのために役立つ情報が
載っている、という見方をされたのではないか?



など。


これらの解釈が正しいかどうかは不明だが、
少なくとも、従来のSEOのような

「小手先だけのテクニック」は通用しなくなっている、

という事実は、認めるしかないだろう。



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検索ロボットは、総合的な内容で判断しているのか?
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検索エンジンには「ディレクトリ型」「ロボット型」
あるのは、既にご存知だと思う。

ディレクトリ型の代名詞は Yahoo!
ロボット型の代名詞は Google である。

Yahoo!に登録されるためには、
Yahoo!に登録申請しなければならない。

登録は、Yahoo!のスタッフが実施する。
つまり、人手が介在するので、時間も手間もかかる。

だからこそ、Yahoo!のビジネスエクスプレス
(お金を払うと、優先的に早く登録してくれる、という仕組み)
のようなサービスが成立する。

一方、Googleの場合は、スパイダーまたはクローラーと
呼ばれる検索ロボット(プログラム)が
勝手にネット上を動き回り、自動的にURLを収集する。

だから、特に登録申請をしなくても、ホームページをサーバー
にアップして、時間が経てば、勝手にGoogleの検索結果に
表示されるようになる
のだ。


そのため、従来のSEOは、
「いかにして、Googleの検索ロボットに気に入られるか?」
という観点で語られていた。

だからこそ、検索ロボットが検索するであろうMETAタグのエリアに、
大量にキーワードを埋め込むという行為
が横行した。

他にも

「タイトルにキーワードを埋め込んだ方がいい」

「見出しタグをたくさん埋めた方がいい」

「ページの上位にキーワードを持ってきた方がいい」


などの情報が氾濫していた。

たしかに、これらの手法は、当時は有効な手法であったし、
今でも、まったく効果が無くなった、というわけではない。


しかし、忘れてはならないことが、1つだけある。
それは、Google(会社)自体が、
検索ロボットの動きやロジック(仕組み)、つまり

「どのようにすれば、検索結果で上位に表示されるか?」

という情報を、一切公開していない、ということ。

つまり、現在、巷に氾濫しているSEOの情報は、
すべて、エンジニアの視点での「推測によって
作り上げられたもの、なのである。


検索エンジンと言っても、究極的には、
単なる「ソフトウェア」であり、それは所詮、
人間が開発したものである。

だとすれば、その開発者の立場になって考えてみると、
「自分なら、どういう仕組みで、検索のルールを作るか?」
ということが、おのずと見えてくる。

そして「きっと、こういう論理で作っているに違いない」
という仮説を立て、その仮説が正しいかどうか?
を、実際にやってみる。つまり、仮説と検証によって、
SEOの技術はブラッシュアップされてきた
のである。


しかしながら、いつまでも、このような視点だけで、
Googleと戦い続けることは不可能。

なぜなら、Google(会社)側も、莫大な予算を投入して、
一流のエンジニアを起用し、日々、検索精度の向上に
投資している
からだ。

検索エンジンにとって、検索精度の低下は、
ユーザーの支持率低下を招く。つまり、検索精度の高さが、
そのまま、会社の業績に直結する
のである。


だとすると、もはや、検索ロボットを「単なるソフトウェア」
という、一面的な見方では、攻略することはできないのだ。

極端に言えば「人格を持った生き物」という視点で、
多面的に、検索ロボットの動作を観察しなければなら
ない時代に来ている。

つまり、感情や感性を考慮した、極めて人間的な視点で、
検索ロボットが動くようになってくる、ということ。
ある意味では人口知能とも言えるだろう。

となると、検索エンジンが探し出す情報は、
人間が直感的かつ感情的に欲しいと思う情報
でなければならない。

「人間が、人間として、どのような情報を欲しいと思うか?」

という感性を、ソフトウェアが理解しているかのごとく、
その検索精度は、人間の心理にジャストフィットするよう
な方向性に進んでいくのである。



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SEOが、技術的側面から、心理的側面で分析される時代へ
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これまでのSEOは、機械的、技術的、つまりT(テクニック)重視
分析されてきた傾向が強い。だからこそ、SEO関連の書籍は、
コンピュータ書のコーナーに陳列されていたのだ。

しかし、今後の検索エンジンが、人間のような「感情」を持ち、
人間の心、すなわち、感性にジャストフィットする検索結果
はじき出すように進化を続けるならば、
SEOは、もはや技術論ではなく、もっと人間的
あるいは、心理学の側面から、分析されなければならない。


そのような観点で、冒頭の「キャッチコピー」について
分析してみると、どうなるか?


例えば、自分が検索者なら、どういう心理状態のときに
検索エンジンで「キャッチコピー」という言葉を検索するだろうか?

おそらく、次のようなケース。



キャッチコピーを自分で考えなければならないとき。
それを考える上で、参考になるような情報、もしくは、
事例などを知りたいとき。



では、キャッチコピーを考えなければならないとき、とは、
具体的にどんな時だろうか?



広告の反応率を上げたいとき。クリック率を上げたいとき。
宣伝広告に、どんなキャッチコピーを掲載するか?
によって、同じ広告費、広告媒体でも、その反応率、
つまり商品の売れ行きが、まったく違ってくるから。




このように、段階的に分析していくと、
「キャッチコピー」という言葉を検索している人は、
その裏に、必ず

「反応率を上げたい」
「売上を上げたい」


という、ホンネの部分での欲望が潜んでいることになる。

これを「インターネットビジネス」という切り口で
解釈するならば、まさに「ホームページのアクセスアップの手法」
つまり「儲かるホームページの作り方」という情報源は、
感情的に、ジャストミートな情報であると言える。

だからこそ「キャッチコピー」という検索キーワードに対して、
ひと儲けドットコムへのヒット率が高くなっていると考えられるのだ。




このように、従来の小手先だけのSEOが、
通用しなくなっている今、検索エンジンは、
その検索キーワードの裏に潜む、

人間の本質的な欲望や心理までを、
鋭く分析した上で、検索結果を表示している


ように見える。


これほどまでに、優れた検索技術が開発されているということは、
インターネットユーザーとしては、大変嬉しいことであるが、
同時に、WEBサイトオーナーの立場としても、
どうやって、本当の意味での検索エンジン対策を実施していくか?
を、真剣に考え直さなければならない。


それを突き詰めていくと、最終的には「内容勝負」ということになる。

従来の小手先だけのSEO、つまり、METAタグやタイトルに
キーワードを大量に埋め込むという手法は、人間相手には
通用しないこと
は、誰もが知っていた。

しかし、検索ロボット(つまり機械)相手なら通用するだろうと
思っていたのだが、それさえ通用しなくなったのならば、
もはや、真のSEOとは

人間にとって、
本当に役に立つ情報
を掲載すること


に他ならない。

そして、言うまでも無く、内容とは「文章」である。

・ いかにして、サイト内の文章を充実化させるか?

・ 人間が読んで
面白い、と思うような文章を掲載するか?

・ 日本語として、
読みやすい表現にするか?



これこそが、今後求められる、本当の意味でのSEOなのである。

もちろん、現段階での検索ロボットが、人間のように
「読みやすい文章」 or 「読みにくい文章」という
判断をできるのか? という点については微妙だが、
将来的には、可能な技術であると、私は思っている。

キーワードの分析においても、各言葉、1つ1つについて、
「名詞」/「動詞」/「形容詞」という分類があるわけで、
検索エンジンのデータベースが、それらの分類を理解するように
なる
ことは、非現実的ではない。

だからこそ、やたらと「名詞ばかりが多い」とか、
「形容詞ばかりで、名詞と動詞が少ない」とか
そういう判断基準を採用するようになれば、
そのサイト内の文章が「日本語として読みやすいか?」
を、ソフトウェアとして判断することができるようになるのだ。

今や、カラオケの採点機ですら、人間の歌に点数を付ける時代。
それを考えると、検索エンジンが、人間の文章を採点する時代
が来ても、まったく不思議ではない。



さて、前置きが長くなってしまったが、
今後のSEOは、最終的には
「いかに魅力的な文章を書くか?」
というところに集約される、と私は考えている。

だとすれば、今後発売されるSEO関連書籍は、すべて
「魅力的な文章の書き方」という類の内容に変わっていくで
あろう。もう、文章の執筆技術を差し置いて、SEOは語れなくなる。

だからこそ、今、インターネット上で、本当に求められている
スキルは「文章の執筆能力」なのである。


ホームページ、メルマガ、ブログ。

今後も、情報発信源は、確実に増えつづけ、宇宙空間のように膨張する。
益々競争が激化する中で、我々が勝ち残るための選択肢は、
文章執筆能力を鍛える以外、他に無い。

そして、文章の書き方には、ある一定のコツがある。

これは、長く、そして多くの文章を読み書きしていれば、
自然と身に付いていくものだが、そのような、文章を書く上での
いくつかのポイントを押さえておくだけでも、
あなたの執筆する文章の魅力は、飛躍的に向上する。

これから、そのポイントについて、具体的に解説していこうと思う。


成功のポイント : 今後のSEOにおける技術力とは、文章力のことである。


続き → 02. 相手に好印象を与えるメールの書き方
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