ホームページ内で使う用語は統一する

03. 用語は統一せよ！

ホームページの設計において、
事前に気をつけなければならない点としては、

用語の統一

が挙げられる。
例えば、

ホームへ

トップへ

この両者は同じことを意味するが、
サイト内ではどちらかに統一すべきである。

ページ毎に異なる表現を使うと混乱を招くからだ。

「これをクリックすると一番最初の入り口ページに行くのかな？
それとも、今見ているページの一番上に戻るのかな？」

というような「迷い」を与えてはならない。

他にも、

お問合せ

お問い合わせ

御問い合わせ

など、送り仮名のつけ方も統一すべきだろう。

どれが正しいという明確な基準は無いのだが、
一般的に多く用いられている方法を
デファクトスタンダード（業界標準）として採用すれば間違い無い。

候補がたくさんある場合は、各候補をGoogleで検索してみればいい。
検索ヒット件数が多い文字列のほうが、
一般的に多く使われている（広く認知されている）と言える。

ＳＥＯ（検索エンジン対策）という観点からすれば、
ページ内に埋め込むキーワードは重要で、
特に、タイトルやページの上位に盛り込まれる文字列は、
検索結果への表示順位を大きく左右する。

例えば、あなたのホームページが、
車検の宣伝と販売に関するものだったとしよう。

あなたのサイトには、
「これから車検を受けようと考えている見込み客」
がたくさんアクセスしてくれたほうがよい。

そこで、パソコンの漢字変換機能に着目する。

みつもり

という言葉を漢字変換してみると、

１．見積もり
２．見積り
３．見積

という順序で候補が表示される。
（各ユーザの設定にも依存するので一概に言えないが・・・）

つまり、

見積（送り仮名無し）

を表示させるためには、変換キー（スペースキー）を
３回押すという手間が発生するので、確率的に言えば、

見積もり

が選ばれる可能性が高い。

つまり、検索キーワードとして、

車検見積

と入力するよりも、

車検見積もり

と入力するほうが早いのである。

だったら、

見積

ではなく、

見積もり

で統一したほうが有利だという考え方になるだろう。

このように、用語の統一は、訪問者への配慮だけでなく、
検索エンジン対策としても重要なのである。

ただし、最近では検索エンジンの機能も進化しているので、
この程度の表記差分なら自動補正してくれるようになってきた。

だから、それほど神経質になる必要は無いが、
特にリンク項目に使う用語については、
統一したほうがデザイン的にも美しく見える。

成功のポイント：検索頻度の高い用語に厳選して統一せよ！

続き → 04. リンク集は厳選してこそ意味がある

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Ｑ．なぜホームページビルダーが必要なのか？

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