ホームページのリンク集の増やしすぎに注意！

04. リンク集は厳選してこそ意味がある

グローバルナビゲーションの頁でも触れたが、
「リンクを厳選する」というのは重要なことだ。

特に「リンク集」を作ろうと思っているならば、
その選別には注意が必要だ。

最初は「とりあえず相互リンク」という軽い気持ちで、
余計なリンクを増やしがちだが、
そのリンクが本当にあなたのサイトのアクセスアップに
役立っているのか？を考えてみよう。

そしてもっと大切なのは、そのリンクを増やすことで、
訪問者（つまりお客様）は嬉しいのか？を考えることである。

おそらく、ページの内容やジャンルに関係なく、
手当たり次第に相互リンクを依頼してくるようなサイトには、
そのサイト自体が、たいしたアクセス数を稼いでいない。

つまり、人気の無いサイトと相互リンクしても、
なんのメリットも無いことに気付かなければならない。
手間と時間の無駄だ。

そして、あなたのサイトも、立ち上げ当初は
誰からもアクセスされない「無名サイト」になってしまうだろう。
だから、やみくもに相互リンクをお願いしたくなるかもしれないが、
その方法はあまり賢いプロモーション方法とは言えない。

リンク集を作る手段は、相互リンクだけではない。
人気のあるサイトは、黙っていても勝手にリンクされる運命にある。

あなたも、自分のサイトに関連のあるテーマについて
詳細に解説しているページを見つけたら、
ついリンクしたくなるだろう。

ごく稀に、Yahoo!にリンクを張って「おすすめの検索エンジンです」
みたいなことをやっているページを見かけるが、
はたしてそれに何の意味があるのか？と言われたら疑問である。
今どきYahoo!を知らない人などいるわけがない。

にもかかわらず、なぜリンクしてしまうのか？
それは、

「人気のあるサイトにリンクをしたら、
自分のサイトも人気サイトの仲間入りしたような気分になる」

という心理的な安心感があるからだ。

でも、この行為はいかに無駄であるか？
ということはお分かりだろう。

もしあなたの周りに、

「宇多田ヒカルっていいよねー！アルバム買った？」

と奨めてくる友達がいるとして、
実際に宇多田ヒカルのアルバムがミリオンヒットになったら、

「ねっ！やっぱり私が奨めてたから売れてるでしょ！（私のおかげでしょ？）」

なんて言われたら、あなたはどう思う？

「いやいやあんた、そりゃちがうよ。（勘違いもはなはだしい）」

と思うに違いない。

リンク集は、ただリンクするだけなので、
簡単に作れるというメリットはある。

更新ネタに困った時にも重宝するだろう。
「リンク追加しました！」って。

でも、考えてみて欲しい。
究極のリンク集とは何か？
それは、

検索エンジンの検索結果

である。

世の中に莫大なリンクが溢れていて、
自分の目的のリンクを探すのが面倒だから、
検索エンジンを使うのだ。

だから、もしあなたのリンク集に、手当たり次第にリンクを並べても、
それはまったく意味をなさない。

訪問者の立場からすれば、そのような面倒なリンク集に頼るぐらいなら、
自分でGoogleで検索したほうが早い。

だから、リンク集を作る時は、

・自サイトにアクセスしてくれた人が「欲しがるであろう情報」を載せているサイト

・あまり知られていない「検索エンジンであまりヒットしない」穴場的サイト

という観点で厳選して作らなければならないのだ。

成功のポイント：検索エンジンに勝るリンク集は無い。

続き → 05. ソースを表示する癖をつけよ！

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