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 09.  フレームもトップに戻れるリンクを作れ!


フレームは消え行く運命なのか・・・


フレームを使ったホームページを作ろうと考えているならば、
まず最初に「なぜフレームにする必要があるのか?」
をもう一度考え直して欲しい。

SEO(検索エンジン最適化)の観点からすれば、
「フレームは使わない」というのが基本中の基本である。

その理由は、フレームの構造を理解すれば簡単に分かる。

例えば、3つの画面に分割されるフレームのページを作る場合、

index.html (トップページ)
page1.html (フレームを構成するページ1)
page2.html (フレームを構成するページ2)
page3.html (フレームを構成するページ3)

というように、合計で4つのhtmlファイルが必要になる。

そして、index.html (トップページ)のソースを表示してみると分かるが、
そのソースの中には、

page1.html
page2.html
page3.html


のそれぞれのソース(中身)は表示されない。
ただリンクしているだけだからだ。

つまり、index.html のソースは「枠の部分」
だけであり、その実体(肝心なデータの内容)は、

page1.html
page2.html
page3.html


のそれぞれのファイルの中に含まれているのだ。

Googleのようなロボット型検索エンジンの場合、
ページに含まれるデータ(つまり文字列)をキーワード
にして検索データベースを生成する。

だから、トップページである index.html
より多くのキーワード情報(文字列)が含まれている方が有利になる。
その点でもフレームは不利になるのだ。

フレームのもう1つのデメリットは、

page1.html
page2.html
page3.html


がそれぞれ、独立した単一のページとして
検索エンジンにヒットしてしまう可能性があるということだ。

例えば、もし page1.html のみが単体で表示されたとしても、
そのページはもともと「フレームを構成する1つの要素」
にしか過ぎない。

よって、そのことをちゃんと考慮したページ作りを心がけなければ、
見た目が意味不明なページになってしまうのだ。
だから、そのページ単体でも意味が分かるようにしておくほうが望ましい。

この問題を回避する為には、

「フレームを構成する全てのページに、
トップ(フレームのindex.html)に戻るため
リンクを設置する」


という方法がある。
具体的には、リンク時のターゲット指定で、
「親ウインドウ」を選択するのだ。HTMLタグの場合は、

target="_parent"

と設定すればよい。
そうすれば、たとえ page1.html単体で検索ヒットしたとしても、
そこからいったんフレームのトップに戻ってもらって、
あらためてフレームページとして認識してもらえるからだ。


そして、忘れてはならないのが、

page1.html
page2.html
page3.html


のそれぞれのページに、きちんと
独立したタイトルを付ける
ということ。

フレームで表示するときには、親フレーム(つまり index.html )の
タイトルのみがブラウザに表示されるので、そのフレームを構成する
各ページのタイトルは表示されない。

だが、単一ページとして表示される場合のことを考えて
ちゃんと設定しておかなければ「無題」と表示されてしまう。


このように、フレームには数々のデメリットがある。
それでもどうしても、フレームページを使いたいケースとしては、

左フレームをナビゲーション(リンク一覧)にしたい

というケースが多い。
左フレームでクリックしたページが
右フレームに表示されるという仕組みだ。
(リンク先ページをフレームのどこに表示させるかは target属性 で指定できる)

この方法なら、あとでナビゲーションのリンクを追加しても、
既存ページへの影響は少ないという利点がある。
左フレームの実体ページのみを修正すればよいからだ。


しかし、ナビゲーションに含まれるリンクの内容が一定で、
将来的にも変更する可能性が少ない場合は、

全ページの左側に同一のナビゲーションを埋め込む

という方法を使えば、フレームを使わなくても同じようなデザインは実現できる。
ただし、ナビゲーションのリンク追加時は、すべてのページを修正しなければならない。

いずれにせよ、SEO(検索エンジン最適化)の重要性が問われている現在では、

「フレームは出来る限り使わない方向に・・・」

というのが、ホームページ作成における
デファクトスタンダード(業界標準)になりつつある風潮がある。


成功のポイント : フレームを使わなくても出来る方法を考えてみよう。


続き → 10. ページのタイトルは全部変えろ!
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