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12. 新しいウインドウは開き過ぎるな! |
同一サイト内にもかかわらず、クリックするたびに 新しいウインドウがどんどん開いていくホームページを見かけるが、 一体何の目的で新しいページを開かせるのか? 制作者側から見て、新しいページを開きたくなる心境としては、 「上書き表示(同一ウインドウ)だと リンク元のページが消えてしまうからイヤ」 というのがある。 (後でまた戻ってきて欲しいから。) しかし、訪問者側の心理からすれば、 ブラウザの戻るボタンでいつでも戻れるし、 「ホームに戻る」のようなリンクを設置すればよい と思うだろう。 新しいウインドウを開かせるということは、 「新しくブラウザを起動する」ことになるので、 表示までに時間を要するし、 パソコンのメモリを消費するため、処理が重くなる。 つまり、ユーザビリティの原則として、 「新しいウインドウは出来るだけ開かない」 というのが正しい考えなのである。 しかし、それでも新しいページを開きたい場合があるだろう。 ・ 写真の拡大画像を表示する ・ 外部リンク(他人のホームページへのリンクなど) ・ 2つのページを比較して見せたい場合 このような場合は、新しいウインドウを開くようにするのも仕方ないが、 ここをクリックすると、新しいウインドウが開きます。 のように、ひとこと追記しておくのが望ましい。 クリックする側も事前に心構えができるからだ。 あなたは不意討ちで新しいウインドウが開いて、 ストレスを感じた経験は無いだろうか? ポップアップ広告にも言えることだが、予想外の動作は、 見る側にストレスを感じさせてしまうので注意が必要である。 もし、あなたのホームページで、 不用意に新しいページを開くようなリンクがあったら、 今すぐに修正することをオススメする。 1つ1つをチェックするのが面倒ならば、 エディッタで全ページのファイルを一気に開いて、 target="_blank" を target="_self" に一括置換すればよい。 _blank は「新しいウインドウを開け!」という意味で、 _self は「同一ウインドウで開け!」という意味である。 例えば秀丸エディッタの場合、 複数ファイルを選択して右クリックし、「送る → 秀丸」を実行すれば、 そのファイルの数だけ、勝手に秀丸が起動してくれる。 そして、検索 → 置換 で「次の秀丸も続けて置換」にチェックして 「全置換」を実行すれば、一瞬で終わる作業だ。 ホームページビルダーを使うより早い。 ちなみに、target を指定しなければ、 デフォルトで _self の扱いになるので、 target 指定自体を全て削除してしまうという方法でもよい。 削除は「空白(何も無いもの)に置換する」と考えれば、 同じ手順で実施できる。 このように、 複数ページにまたがっている同じ文字列を一気に置換したい! という場合は、ホームページビルダーを使うよりも、 エディッタを使った方が効率的だ。 例えば、全ページのフッター(最下部)に、 Copyright (C) 2004 XXXXX. All Rights Reserved. のような記述を入れている人も多いと思うが、 あなたのサイトが全部で100ページあるとして、 2004 を 2005 に変えたいと思ったら、かなり面倒な作業だ。 しかも毎年やらなければならない。 この場合も、100ページ全部を一気にエディッタで開いて 一括置換を実施すれば、数秒で終わる。 成功のポイント : 新しいウインドウを開く時は、その意味と必要性を十分に考慮せよ! 続き → 13. アクセスカウントは裏でやれ! |
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