01. メルマガを発行申請できない本当の理由 |
メルマガを発行すると、いくら儲かるのか? もはや、メルマガという言葉を知らない人はいないであろう。 それほど、多くのインターネットユーザーに浸透している メールマガジン(メルマガ)である。 従来、私にとって、メルマガとは「読むもの」であった。 つまり「自分が発行する側に立つ」とは、夢にも思わなかった媒体だ。 しかし、私は現在、まぐまぐ配信と自主配信を合わせて、 3000部以上のメルマガを発行している。 今後も、さらに読者数は増えつづける勢いだ。 メルマガの発行には、かなりの時間とエネルギーが必要だ。 文章の執筆能力はもちろんだが、それ以上に必要なもの。 それは、精神力である。 これは単に、「書きつづける」という「根気」的な精神力を意味するものではない。 不特定多数を相手に情報を発信することに伴う恐怖心に打ち勝つ力。 ・誰かを不愉快にさせてしまうかもしれない ・反論メールを返信されるかもしれない ・バッシングされる(叩かれる)かもしれない このような恐怖心が、メルマガの発行を躊躇させる。 発行後に、読者数が減ったりすると、ますます自信を無くし、 次回の発行ボタンを押すのに勇気がいる。 ・「つまらない。読む価値なし」 ・「偉そうなことを書くな」 ・「あなたの考え方は間違っている」 など、酷い応答が返って来るケースもある。 これは、多くのメルマガ発行者の悩みでもある。 ある著名人の言葉で、次のようなものがある。 「有名になることは、恐ろしいこと。 味方も増えるが、敵も増える。」 そう、メルマガを発行するのに、国語力は関係無い。 必要なのは「精神力」なのだ。 私は、実際に自分で発行してみるまで、 この事実に気づかなかった。 メルマガ発行と言えば、誰もが ・テーマの選定 ・発行申請の手順(サンプルページの制作) ・読者数の増やし方 など、技術的な議論に走りがちだ。 確かに、読者数を増やす技術やノウハウは大切だ。 しかし、いくら技術的なノウハウを身に付けたところで、 その技術を使う勇気が無ければ、何の役にも立たない。 戦争で、最強の武器を手に入れたとしても、 その武器を使って、本当に人を殺す勇気が無ければ、 まったく意味が無いのである。 メルマガは、一度発行申請すると、 定期的に情報発信しつづけなければならないという プレッシャーが、重くのしかかる。 特に、スタートダッシュ(創刊前に多くの読者を獲得する行為)で、 他のビッグメルマガ発行者たちから担ぎ上げられて船出した場合、 後でやめたくなっても、応援してもらった手前、そう簡単には廃刊できない。 最近では、 創刊号発行前に、いかに多くの読者数を稼ぐか? が勝負になっている傾向がある。 まだ一度も発行していないメルマガに、どうやって 多くの読者数を登録してもらうのか? 現在、王道となっている手法は、 「既に数万人規模の読者を持っている有名メルマガで宣伝してもらう」 ことである。事実、私もこの方法を使った。 この手法で重要なポイントは、ただ1つ。それは、 「ビッグメルマガの発行者と、いかにして仲良くなるか?」 に尽きる。 つまり、既に大きな影響力を持っているビッグメルマガの発行者に 紹介してもらえるかどうか? が勝負なのだから、「人脈とコネ」 が全てなのである。 本来、メルマガは、その内容が面白いかどうか? で購読すべきなのだが、創刊号発行前の時期は、 とりあえず露出を増やしたもの勝ち!なのである。 さらに、まぐまぐの場合、創刊前に多くの読者数を獲得すると、 「まぐまぐ新着ランキング」で上位にランクインして、 「ウィークリーまぐまぐ」という、数百万人が読んでいる 巨大メルマガで無料紹介される。 そこで、さらに読者数が増加する仕組みになっている。 だから、多くのメルマガ発行者が、 まぐまぐ新着ランキングで、上位を狙うのだ。 私自身も、まぐまぐから 幸せなサラリーマンになる方法 というメルマガを発行しているが、やはり、ランキング上位を 獲得するために、あらゆる手法を駆使した。 その結果、競合揃いのビジネス版カテゴリーで、新着二位を 獲得することが出来たのだが、その過程で気づいたことがある。それは、 読者数の獲得は、投資である という考え方。 読者数の多いメルマガを持っていれば、それだけで資産価値がある。 数万人規模のメルマガになると、広告料だけでも、 月に数十万円の利益を生み出すことは簡単だ。 現在の広告掲載料の相場は、1読者=1円程度である。 つまり、読者数1万人ならば、広告掲載料1万円。 5万人ならば、5万円。 もし、読者数一万人のメルマガを日刊で毎日発行すれば、 月の売上は30万円になる。 事実、私のメルマガにも、有料広告掲載の依頼が殺到している。 (但し、事情により、現在は受け付けていない。) では、仮に、読者数を一万人規模に増やそうと思ったら、 どの程度のエネルギーが必要なのだろうか? それを算出するには、1人の読者(つまり1つのメールアドレス)を獲得するのに、 どれぐらいのコスト(人的または金銭的)がかかっているのか? を、計算しなければならない。 結論から言うと、 1人の読者を獲得するのに必要なコスト = \250 である。 この数値の根拠は、現在のまぐまぐを基準とした宣伝広告費と、 それに伴い増加する読者数の平均値を基準にして算出している。 具体的には、以下のようになる。 ・ウィークリーまぐまぐの有料紹介の相場: 5万円 ・それにより獲得できる新規読者数の平均値: 200人 かつては「1アドレスあたり\100が相場」という時期もあったようだ。 しかし、最近は、メルマガの新規発行者が増えていることもあり、 読者獲得のコストは、さらに高くなっている。 この基準値をもとに、読者数一万人規模のメルマガの資産価値を 単純計算してみると、 読者数10,000 × \250 = 250万円 ということになる。 そんな馬鹿な!そんなに高額なのか!? と思うかもしれない。 しかし、これは、極めて現実的な数値である。 その根拠を、以下にまとめてみた。 ------------------------------------------------- ●メルマガ広告宣伝費の相場から算出してみる ------------------------------------------------- 現在、メルマガ広告掲載料の相場は、1読者=1円。 (※ただし、ヘッダー or フッター、文字数、コメント有無などにより多少変動あり。) つまり、平均すると、 読者一万人に向けて宣伝したければ、一万円かかる のである。 では、仮に、読者一万人に向けて宣伝したら、 その反応率はどの程度なのか? 反応率は、媒体の読者層の特徴、タイミング、 広告のキャッチコピーなど、多くの要素に影響されるが、平均すると、 0.5% 〜 1.5% の間で変動しているようだ。 もし、2%を超えたら、その広告は大当たりだと言える。 さて、読者数一万人のメルマガに、一万円払って、広告を掲載した。 反応率を、仮に1.0% とすると、あなたの広告をクリックする読者は、 100人である。 ただし、これはあくまでも、あなたの広告のリンクを「クリックする人」 の数であり、たとえ、クリックした先に、あなたのメルマガの登録フォーム があったとしても、100人全員が登録することは有り得ない。 この「登録率」の相場は、良くて3割程度と言われているから、 仮に30人が登録したと考えてみよう。 あなたは、一万円の広告費をかけて、30人の読者を獲得できたのである。 つまり、1人の読者を獲得するのにかかるコストは、 10,000円 ÷ 30人 = 333円 ということになる。 もちろん、反応率は運次第で変動するから、実際のコストとしては、 250円 〜 350円 の間で変動していると考えるのが妥当だろう。 結論として、 読者数一万人のメルマガの資産価値 = 250万円〜350万円 なのである。 さて、この金額を、高いと思うか? 安いと思うか? は、あなたの考え方次第だが、メルマガを「投資対象」と 考えてみると、それなりに妥当な価格だと感じないだろうか? あなたが、読者数一万人メルマガの発行者になって、それを 日刊で発行し、広告料だけで、毎月30万円稼げるとしたら、 10ヶ月で元が取れる。そこから先は、毎月新しいキャッシュフローを 生み出してくれる。 もちろん、メルマガを発行することのメリットは、広告収入だけではない。 メルマガ読者を、ホームページに誘導し、商品を販売する方法もある。 有料メルマガを発行する方法もある。 このように、メルマガ発行には、多くのメリットがある。 インターネットビジネスで儲けたければ、もはや必須のツールなのである。 しかし、冒頭で述べたように、メルマガ発行に踏み切るには、 強い精神力、そして決意が必要になる。 メルマガの新規発行は、ホームページの新規開設に比べたら、はるかに 精神的な敷居が高い。 だが、この敷居を乗り越えるきっかけを掴みさえすれば、 あなたも「メルマガ読者」から「メルマガ発行者」の世界に 飛び込むことができる。 もしあなたが、まだ自分のメルマガを発行していないならば、 一日でも早く、あなたにも「メルマガ発行者」の仲間入りをしてほしいのだ。 そのためには、 なぜメルマガを発行しなければならないのか? 発行すると、どんなメリットがあるのか? を理解し、あなた自身が、その必要性に同意しなければならない。 これから、その情報とノウハウを、私の実体験に基づいて 公開していきたいと思う。 成功のポイント : メルマガは「投資対象」であることを理解する。 続き → 02. メルマガで収益を上げる仕組みを理解する |
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